競輪一発勝負



西武園記念 決勝 11R 2002年04月28日

× 1横田努 熊本 69期逃捲
  2坂本勉 青森 57期自在
3神山雄一郎栃木 61期自在
4近藤修康 岡山 67期自在
  5疋田敏 愛知 59期差脚
 6齋藤将弘 東京 64期差脚
 7金古将人 福島 67期逃捲
  8金川光浩 静岡 56期差脚
9高橋光宏 群馬 56期差脚

強さの戻った、神山が感激のウィニングラン。

 周回は、神山−高橋−齋藤、横田−近藤−疋田、金古−坂本−金川、となり北日本は金古が前となった。 赤板を回り、後方の金古ラインが上昇を始める、神山と並ぶと打鐘を聞いた。神山は車を引いて、先頭の金古はアウトバンクに昇る、ピッチが緩んだのを見て横田が先行発進した。
 横田−近藤−(イン金古−神山−高橋、アウト疋田−坂本−金川)−齋藤、で最終HSを通過した。 横田の番手を金古が内から奪い、外を坂本−金川が追い上げていく。
 最終BSは、横田−金古−(イン神山、アウト近藤)−高橋−(坂本−金川)−疋田−齋藤、となり、縺れた。 神山が近藤を叩いて、捲り発進すると、金古がブロックを入れる。しかし神山は牽制に動じず強かったぞ。 空いたインコースを高橋が突っ込みながら最終4角を回った。ゴール線は神山と高橋の現地集合となり人気に応えた。

神山−高橋の車連(3-9)は470円、枠連(3-6)は300円で現地集合車券でした。



地元埼玉の選手が不在で、ファンは何処へ行く。

 新制度になって、勝ち上がりに有力選手が沈み、好調な選手が駒を進めるようになり、予想もそれなりに可もなく不可もなくなのであろうか。 まだ、まだ、戸惑いだらけである。
 さて西武園記念の決勝戦である。北日本、関東、西日本、のラインに別れそうである。 北日本は坂本が前で金古が後ろを守ると考えるのが自然であろう。関東ラインは神山に高橋と齋藤で結束する。 西日本ラインは横田に近藤と疋田となり、南関の金川は北日本3番手からの競争と思われる。
 並びは、坂本−金古−金川、神山−高橋−齋藤、横田−近藤−疋田、と想定した。 先行意欲は坂本であろう、準決で神山が地元森田の為に逃げたが追走出来ずに番手に横田が填る競争を見てしまったように、横田も神山を前に置いては勝てまい。 要するに、横田も先行する要件はある。兎に角、坂本の先行力が生きればマーク金古の早めの捲り追い込みもあろうが、ここはガード役に徹すると信じたい。 金古は自力を封じる、すれば神山の捲り破壊力を考慮したい。横田も一発逆転のチャンスもある。
 狙い目は、神山から高橋の折り返し、横田、近藤に振り込みたい。北日本勢は自力両車の並びで評価を下げた。

神山=高橋(3=9)、神山−横田(3-1)、神山−近藤(3-4)の4点で勝負する。