競輪一発勝負
防府「ふるさと」 決勝 11R 2002年04月21日
| 1 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 自在 |
▲ | 2 | 新田康仁 | 静岡 | 74期 | 逃捲 |
| 3 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
× | 4 | 前反祐一郎 | 広島 | 81期 | 逃捲 |
○ | 5 | 後閑信一 | 群馬 | 65期 | 差捲 |
| 6 | 谷津田将吾 | 福島 | 83期 | 逃捲 |
△ | 7 | 堤洋 | 徳島 | 75期 | 逃捲 |
| 8 | 香川雄介 | 香川 | 76期 | 自在 |
◎ | 9 | 齋藤登志信 | 山形 | 80期 | 逃捲 |
祝、齋藤登志信が「ふるさと」初の完全優勝だ。
周回は、三宅−前反、堤ー香川、谷津田−齋藤−後閑、新田−東出、の順のまま静かに赤板を通過した。
誘導員のピッチが上がり、後ろを警戒する三宅が誘導員との車間を空けてしまっている。第1センターから谷津田以降が上昇を始める。
谷津田が三宅を押さえて先頭に出るとピッチを緩め打鐘を受けた。新田が踏み込んで行く、谷津田も発進すると齋藤が出遅れ、谷津田の番手に新田がはまり込んだ。
後位は齋藤と東出で競り合い、齋藤が捌いた。続いて東出と後閑でじゃれ合う、後閑が捌いた。東出は目標を失い苦しい展開になり撃沈する。
谷津田−新田−齋藤−後閑−東出を、三宅が捲り発進するが、後閑の後ろで一杯になり不発となる。
最終BSで新田が谷津田を切り捨てて番手捲りを放つ、新田−齋藤−後閑の3車が一歩リードして最終4角を回った。
齋藤が新田を余裕で捕らえて優勝、新田が2着、後閑が3着に流れ込んだ。
三宅が前でなく前反と前後が入れ替わっていたら、谷津田から齋藤が千切れなければ、地元中四国勢の結束があれば、
兎に角、齋藤の出来映えが良かった。有力選手が沈んで、80期代の自在屋が活躍出来る短走路ならではの結果なのだろうか。
個人的に新ユニホームに馴染めないのが残念である。
齋藤−新田の車連(9-2)は5,630円、枠連(2-6)は2,820円で絶好調車券でした。
絶好調だ、齋藤の完全優勝に期待を寄せたい。
流石に短走路だけあって動ける選手が勝ち上がってきた。
新旧交代で80期代が前反と谷津田に齋藤の3車、70期代は新田に堤と香川の3車、残りは三宅、東出、後閑の3車である。
一際、動きが良いのは齋藤の仕上がりであろう、強い、強いぞ、あとは展開次第である、
谷津田を前に置いて戦える事が齋藤にとって、自力を封印して、裏と出るか表と出るかであろう。
地元中国勢は前反に三宅、四国勢は堤に香川で別れての戦になりそうだ。また南関勢は新田に東出で結束出来る。
並びは、谷津田−齋藤−後閑、前反−三宅、堤−香川、新田−東出、と想定した。
先行は谷津田ではなかろうか、後閑が捲り狼を飛ばして、早めに齋藤が仕掛けてのスッキリした展開になるのか。
中四国で結束して前反が、無欲で逃げる事も考えられる、新田もここは大きなチャンスで優勝を狙っての捲り一発だろう。
何故か荒れるような感じがする、齋藤、三宅、東出、香川、の番手から別線の先行選手の折り返しなども面白そうだ。
狙い目は、齋藤から後閑の流れ込み、前反、堤、新田のヒモ付けで遊んでみたい。
齋藤−後閑(9-5)、齋藤−前反(9-4)、齋藤−堤(9-7)、齋藤−新田(9-2)の4点で勝負する。