競輪一発勝負



西宮記念前節、前橋競輪S級


西宮記念 前節 特選 11R 2002年03月02日

× 1小野俊之 大分 77期逃捲
  2東出剛 千葉 54期差脚
3山田裕仁 岐阜 61期自在
4内林久徳 滋賀 62期差捲
  5佐々木龍也神奈川57期差脚
 6高城信雄 兵庫 77期逃捲
 7濱口高彰 岐阜 59期差脚
  8小倉竜二 徳島 77期自在
  9小橋正義 新潟 59期差脚

貫禄の山田が、小野を潰して高城ラインを捲りきる。

 周回は、山田−濱口−小橋、小野−小倉−佐々木、高城−内林−東出、となり東日本勢はラインの3番手に別れた。 青板を回り、2角から高城が上昇して、赤板で正攻法の山田を押さえて主導権を握った。中団は内に山田ライン、外は小野ラインでもつれ込んだ。
 高城がマイペースで先行する、4番手で山田と小野が叩き合いながら最終HSを回る。2角で小野を振り落とした勢いの山田が捲り発進する。 内林がブロックするが、力でねじ伏せるように捲りきって1着になる。内林が前で残って2着となった。

山田−内林の車連(3-4)は1,860円、枠連(3-4)は1,000円で捲り一発車券でした。



東日本勢は東出、佐々木、小橋に位置が無く、波乱含みか。

 西宮記念競輪も最後となるのだろう。東日本勢の東出、佐々木、小橋は位置が無く別れて戦いそうである。 西京勢は小野に小倉、中部勢は山田に濱口、近畿勢は高城に内林でそれぞれに3番手が不在である。
 並びは、高城−内林、−佐々木、小野−小倉、−東出、山田−濱口、−小橋、と想定した。 先行は高城で位置取り巧みな小野が中団、展開によって山田は先行でも捲りでも動く気配である。 東日本勢のマーク屋にとっては辛い短走路となってしまった様である。先行は高城と読んで内林が先行番手となり、地元近畿として気合いが入る。
 狙い目は、内林から山田、小野の折り返しで楽しみたい。

内林=山田(4=3)、内林=小野(4=1)の4点で勝負する。


前橋競輪 S級 準決 10R 2002年03月02日

× 1玉木勝実 岐阜 68期差脚
  2笠松信幸 愛知 84期逃捲
  3中井達郎 静岡 74期逃脚
4太田真一 埼玉 75期逃捲
  5中澤央治 大阪 59期差脚
6米田勝洋 千葉 62期差脚
 7坂本英一 栃木 59期差脚
8金子真也 群馬 69期自在
  9堀政美 茨城 65期差脚

太田真一は捲り不発で沈没、頑張れ太田真一!

 周回は、笠松−玉木−中澤、中井−米田、太田−金子−坂本−堀、で関東4車が結束してラインを作った。 青板を回り、3角から太田ラインが上昇して赤板を向かえる。正攻法の笠松がツッパテ踏み出す、太田は気後れして車を下げてしまった。
 打鐘でも、周回と同じ並びのままとなり、第2センターから太田が捲り発進する。此を感じて、主導権を握った笠松がアウトに膨れ捲る太田を牽制した。 内がガランと空いた処を中団の中井が笠松に襲いかかる。太田は踏んでいるが、前へ進まないぞ、やはり金子とのコンビでは捲り不発沈没になる。
 中井と米田がそのままインから抜け出して南関の意地を見せてくれた。 太田の先行に期待してラインが長くなったのであるが、中途半端な戦となった、売り出し当時の強引な先行は見ることが出来ないのだろうか。なにか戦法に迷いを感じる。
 頑張れ、太田真一、今年が正念場だ。

中井−米田の車連(3-6)は4,720円、枠連(3-5)は2,930円でスジ車券でした。



間違いでなければ、車番のイメージ崩れたのか。

 何故か、468車券のイメージが無くなってしまった番組表である。先行車は太田、笠松、中井と若手が揃った。 関東勢は太田に金子と坂本に堀がマーク、南関勢は中井に米田、中部近畿勢の笠松には玉木と中澤、となるのであろう。
 並びは、太田−金子−坂本−堀、中井−米田、笠松−玉木−中澤、と想定した。 先行は太田か笠松であろう、ここはキッチリと先行して貫禄をみせつける太田に期待したい。 ただ、マーク金子と相性の良くないのが気になる。
 狙い目は、太田真一から金子の折り返し、別線の番手は玉木と米田なら面白そうだ。

太田=金子(4=8)、太田−玉木(4-1)、太田−米田(4-6)の4点で勝負する。