競輪一発勝負



高松 西王座戦 決勝 11R 2002年02月10日

1山田裕仁 岐阜 61期自在
  2堤洋 徳島 75期逃捲
3小嶋敬二 石川 74期逃捲
4渡邉隆 大分 67期逃捲
  5山口幸二 岐阜 62期差脚
 6佐久間重光三重 41期差脚
×7小川圭二 徳島 68期差捲
  8小野俊之 大分 77期逃捲
  9村上義弘 京都 73期逃脚

小嶋の番手から、77期小野俊之が差し込む。

小野−小川の車連(8-7)は7,540円、枠連(5-6)は1,990円でマーク車券でした。


佐藤さんの感想

 山田は何を考えているのだろう? 小嶋-佐久間と連携する気はなかったのか?  佐久間も佐久間である。小野相手に番手を取られるとは上等だ。 山田は後手を踏んでしまった以上巻き返しは無理。最終Bから捲るつもりだった、だろうが佐久間が落ちてきて、すかさず堤の捲りが飛んできたので、あそこからじゃ どうしようもない。小嶋もあれだけ調子よかったのに、以外にモロイ所を見せてしまった。
 しかし、小野は今大会それなりに走っていたのでしょう。それと注目は2着の小川。 どんなメンバーでもそれなりに走り、苦しい展開になると力を発揮して3着2着に突っ込んでくる。 この足が上手く機能すればGTでも良い競争するのだが・・・。 いずれにせよ中部には期待はずれだった。
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中部は一つで、小嶋の完全優勝か?

 40期代は佐久間、60期代は山田・渡邉・山口・小川、70期代は堤・小嶋・小野・村上と世代交代が進んでいる。 中部勢4車、近畿1車、四国2車、九州勢2車、と中国勢が姿を消した。やはり中部の鉄則は硬いのであろうか。 小嶋に岐阜コンビの山田と山口で佐久間は村上の番手に回りそうである。堤には小川の徳島コンビ、小野には渡邉の大分コンビと血も濃くなっている。
 並びは、小嶋−山田−山口、村上−佐久間、堤−小川、小野−渡邉、と想定した。 好調な選手が揃ったようである、中でも小嶋は完全優勝に向けて発進したいものであろう。 捲くりの決まり手が多く、誰が主導権を握って先行するのか楽しみな競争である。
 中部勢が纏まると小嶋の先行が優位であろう、山田のイン切りがあったりして、中部4車とそろうと逆に作戦が難しくなる。 村上は単騎とすれば堤や小野がマークして、中部分断を図りたい。
 狙い目は、小嶋の完全優勝に期待して山田との折り返し、別線番手の小川と渡邉に流してみたい。

小嶋=山田(3=1)、小嶋−小川(3-7)、小嶋−渡邉(3-4)の4点で勝負する。


佐藤さんの予想

 東・西と別れたおかげで血の濃いラインが目立つ。同レースに必ず同地区が居るので予想に紛れが出ない。 だが決勝戦はテレビを見てびっくりした。普通なら 小嶋-山田-山口 堤-小川 小野-渡辺 村上-佐久間 と山田のポジションが若干怪しいだけで、 後はこれ以外に考えられないのだが、どうやら 小嶋-佐久間-山田-山口 堤-小川 村上-小野-渡辺と並ぶらしい。 中部の考えがイマイチ理解できないが、この意図がやっと解った。まず、山田。 このHPで何度も書かせて頂いてるが、山田は自分を捨てる競争を平気でやってのける。 準決勝まで強いからといって信じてはいけない。 グランプリの優先権を持って、尚且つ高松宮記念の特選の優先出走権は6着までと考えれば3番手で堤なり村上なりの捲りを防ぐ役に回り、最後の直線で6着に残る競争をするだろう。 そして小嶋。今大会は手のつけようがない絶好調。中部の作戦は小嶋は完全優勝がかかって山田が番手なら優勝も危ういが佐久間を挟む事によって、今の佐久間じゃ小嶋を指すことは無理 だから、今大会は小嶋に持っていってもらおうという作戦なのでは? ここで優勝しておけば仮に特別を取れなくても、今大会からポイント制になり、ここお優勝ポイントはデカイ。 だから自然とグランプリへの道も見えてくる。よって問答無用に小嶋の頭から買います。

小嶋-全通りの8点で勝負

 そんな並びですか、山田のイン切りなのでしょうかね。 佐久間が小嶋を差し込む車券が面白そうです。ただ小野も良いですね。 村上も堤も山田のイン切りからの小嶋の先行は見え見えですから、 先行しかない村上マークの動ける小野が別線浮上です。堤も地元四国の意地を 見せる場面もありそうです。ここは思い切って中部を捨てたい。


伊東 東王座戦 準決 09R 2002年02月10日

× 1東出剛 千葉 54期差脚
2太田真一 埼玉 75期逃捲
3岡部芳幸 福島 66期逃捲
4廣川貞治 東京 61期自在
  5鈴木誠 千葉 55期差脚
 6大橋秀人 北海道44期差脚
 7新田康仁 静岡 74期逃捲
  8北村貴幸 群馬 71期差脚
  9高谷雅彦 青森 67期逃捲

地元の利は新田が捲り切る、太田は位置取り悪く惨敗。

新田−東出の車連(7-1)は3,660円、枠連(1-5)は1,170円で捲くり一発車券でした。



北日本、関東、南関の綺麗な三分戦となった。

 関東勢は太田に廣川と北村、北日本勢は高谷に岡部と大橋、南関勢は新田に東出と鈴木の布陣である。 ラインの先頭は太田、高谷、新田、となり実績からは太田が上位、地の利を加えると高谷、番手師では新田となり甲乙つけ難くなった。
 並びは、太田−廣川−北村、高谷−岡部−大橋、新田−東出−鈴木、と想定した。 誰もが先手を奪いたいだろう、太田の周回位置は正攻法に押し出されるのではないだろうか。高谷が中段で、新田が後ろ攻めとなりそうである。 なにせ33バンクであり、巻き返しの効かないバンクでは太田も内に包まれる事の無いような競争を心がけてもらいたい。 太田真一に期待する。岡部も高谷を捨てての自力含み、新田をガードする東出の番手の前残り、廣川の流れ込みを考えた。
 狙い目は、太田真一から岡部の折り返し、東出、廣川の流れ込みだ。

太田=岡部(2=3)、太田−東出(2-1)、太田−廣川(2-4)の4点で勝負する。