競輪一発勝負



小倉競輪祭 競輪王 選抜 05R 2002年01月27日

× 1松永晃典 静岡 76期差捲
  2安福洋一 奈良 41期差脚
3太田真一 埼玉 75期逃捲
  4坂巻正己 茨城 55期差脚
  5室井健一 徳島 69期差捲
 6金山栄治 広島 72期逃脚
7金子真也 群馬 69期自在
  8伊勢崎彰大千葉 81期逃捲
9小川巧 岡山 57期差脚

太田真一は先行せず捲りで1勝、マーク松永で決まった。

太田−松永の車連(3-1)は1,440円、枠連(1-3)は860円で捲り一発車券でした。



太田真一GHCでは納得がいかないぞ。

 動けるのは太田、金山、伊勢崎の3車である。関東勢は太田に金子と坂巻の並びである。中四国勢は金山に小川と室井となり、南関勢は伊勢崎に松永で空いている3番手に安福が入りそうだ。 先行気配は金子であり、太田は先行を捨てて一体全体どうしてしまったのだろうか、戦法でも変えようとしているのか。
 並びは、太田−金子−坂巻、伊勢崎−松永−安福、金山−小川−室井、と想定した。 ズルズルと競争得点が下がっているが、このメンバーなら太田は負けられない。先行できずに捲りに回るが、前団の恐い仕掛けに負けている。 気分を変えて見てはどうだろうか。先行で自分の競争をして貰いたい。
 狙い目は、太田真一から金子との折り返し、番手を回る松永と小川にヒモ付けしてみたい。

太田=金子(3=7)、太田−松永(3-1)、太田−小川(3-9)の4点で勝負する。


小倉競輪祭 競輪王 決勝 11R 2002年01月27日

1山田裕仁 岐阜 61期自在
2伊藤保文 京都 71期自在
3吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  4三宅伸 岡山 64期自在
× 5山口幸二 岐阜 62期差脚
 6野田源一 秋田 81期逃捲
 7松本整 京都 45期差捲
  8金子貴志 愛知 75期逃捲
  9渡邉晴智 静岡 73期差捲

金子を利して山田が番手捲りで優勝、2着入線の伊藤が失格。

 周回は、吉岡−三宅、野田−渡邉、伊藤−松本、金子−山田−山口、の並びで青板を通過する。 4角から7番手の中部ラインが上昇を始めて野田と並び赤板を向かえた。伊藤−松本が切り替えて行った。 打鐘で金子が発進して吉岡を叩いて主導権を奪うと流し気味となった。金子−山田−山口の4番手をイン吉岡とアウト伊藤で併走となり、 伊藤が内に寄ると吉岡が落車、続く三宅も防げずに落車してしまった。地元吉岡の運の無さが現れた様である。
 最終HSは、金子−山田−山口−伊藤−松本、をアウトから野田−渡邉が襲いかかる、金子の捨て身の先行で野田は回転不足で捲り切れない。 山田が野田に会わせて番手捲り発進して金子を切り離した。山田後位が野田、渡邉、山口、外から伊藤が強襲してきている。 ゴール線は山田が後続を千切って優勝、伊藤が2着に入るが落車事故の原因と言うことで失格、私の車券も紙くずとなった。 渡邉、山口が繰り上がった。

山田−渡邉の車連(1-9)は2,510円、枠連(1-6)は930円で番手番手車券でした。


もりながさんの感想

 金子が主導権取った時点で、山田の頭は堅かったですね。 勝負の分かれ目は打鐘前2角。金子が抑えた時点で野田が突っ張るか、 或いは引いて即叩き返すかしなかった時点で、他の選手のアタマの目は消えました。 野田はやはりGIの決勝初出場のプレッシャーでしょうか。ただ、連日の動きは絶好、 捲り上げたスピードも良かっただっただけに今後も期待できるでしょう。 記念(GIII)やS級シリーズ(FI)で密かに狙ってたのですが、 これで全国に名が売れてしまったなぁ。
 伊藤は野田がいかずに慌てたんでしょうか。吉岡を落車させた動きは 運が無かったものの、(ビデオで確認したら、あの動きは失格取られても仕方ないように思う。 ただ、それなら2日目の山田は何故?という感じです。) それ以外でもバックから捲るのにワンテンポ遅いように思いました。
 吉岡は調子は悪くなさそうだっただけに不運ですが、 あの展開・位置では、ホームで即巻き返さない限りは山田を食うのは 難しかったように思います。ただ、その場合は三宅に食われる心配があり、 そういう戦術を取ったかどうかは甚だ疑問。 やはり九州勢が他に一人も残らなかったのは残念です。 (負け戦で加倉、池尻、荒井が奮闘してただけに・・・。)
 あと一言、松本整。この人は衰えを知らないのでしょうか? 42歳でGI優出たぁ・・・まさに鉄人ですな。 ちょっと調べたところ、あの藤巻昇が1990年の全日本選抜に42歳で優出。 松本整の場合、伊藤、村上の番手が約束されているので、 あるいは最年長GI優勝もありえますね。
 買い目は、昨日の予想からちょっと変わって、 伊藤−松本、伊藤−渡邉、伊藤=吉岡、伊藤=山田。 伊藤が失格しなければ取れてたのに・・・。それに元々は伊藤のせいで吉岡落車。 うぅ、やりきれん・・・


どさけんさんの感想

 第43回小倉競輪祭 優勝 山田裕二選手おめでとう。やっと念願の優勝がとれてきがらくになったでしょう。 G1優勝はたしか97年の全日本選抜以来とおもいますが・・・この年はグランプリもとってます。 ずいぶん長い間とれてなかったんだなあとおもいました。優勝インタビューで中部の選手なんかいわれてきたけど中部の選手優勝できるようがんばります。 みたいなこといっていましたけどそのとおりだと思った。あとは競輪をはじめたきっかけをつくった。山口幸二のG1優勝を今年して年末のグランプリにそろってでてもらいたいもんです。


佐藤さんの感想

 「中部は一つ」を見せつけた愛知-岐阜ライン。金子は野田を先に行かせず主導権を取る事に専念したのが今回の山田の勝因と思われる。 山田は何時ぶりの特別制覇なのだろうか?強いけど勝てない。 中部の大将には何度も裏切られている。本来ならこんなレースは山田の一本かぶりになってもおかしくない。 しかし、今までの山田の特別の決勝の戦い方が25倍という配当をたたき出したのだろう。勝てそうで勝てない山田。 しかし、今回の勝利で早くもGP出場権を獲得したので、今後の特別決勝に上がってきた山田は中部のために自分を捨てるレースをするに違いない。断言できる。 しかし、野田も敗れたとはいえ渡辺を2着まで持っていく巻き返しには天晴の一言。これでまた北日本には頼もしい機関車が増えた、さぞ南関連中は喜んでいるだろう。 これからの競輪の図式は「北日本vs中部」という昔で言う「フラワーvs九州」みたいな物が浮かび上がってくると競輪は面白くなるに違いない。野田を含め北日本にはがんばってもらいたい。
 さて、注目の吉岡ですが不運にも落車転倒。しかしもっと不運なのは失格になった伊藤なのでは?あの程度て失格になるのなら、他にも居るはず。 しかし、地元であり、吉岡であり、九州ファンまでもを敵に回してしまった 今回の裁定には肯けるものはある。個人的に言えば20倍の配当が25倍まで上がったので良かったとも言える。(山田総流ししたので)



山田が一歩リードだが、優勝チャンスは均等だ。

 準決から神山、伏見が沈んで、GPメンバーからは山田のみとなってしまった。やはり目に付いたのは最終レースの山田の見事な捲りであろう。 機動型は伊藤、金子、山田、吉岡と揃ってそれぞれにラインが出来そうだ。京都コンビの伊藤には松本、東日本勢は2車と寂しくなり野田と渡邉に頑張って貰いたい。 西京勢は地元ホームバンクの吉岡に三宅がマークしそうだ。さて問題は中部勢の先頭を金子が山田の為に走るかであろう、山田が前と言うことも充分考えられる。
金子を前に置いたら山田は自力をある程度封印せざるを得ず、高速小倉バンクで仕掛けが遅くなるのではないだろうか。  並びは、野田−渡邉、金子−山田−山口、伊藤−松本、吉岡−三宅、と想定した。 先行は野田と金子の何れかであろう、金子が捨て身の先行で山田との2段駆けになれば面白いが、バック回数で誇る野田は渡邉を連れて逃げる事だろう。 吉岡も@FBと勝ち上がって、意地を見せている。
 伊藤ラインが正攻法、吉岡ラインが続いて、野田ライン、金子ラインで周回する。金子ラインが上昇すると野田ラインが追走して、中団が併走になる。 金子がウジウジとしてしまい、野田が主導権を握って逃げる。山田は金子マークから離れる。最終HSは野田−渡邉、金子、伊藤−松本、山田−山口、吉岡−三宅、となる。 吉岡が捲ると、山田が併せる、伊藤が大外を捲り込んでくる。山田が捲り切って、伊藤が伸びて来るのではないだろうか。
 狙い目は、山田から伊藤の折り返し、スジで山口、地の利の吉岡に流してみたい。

山田=伊藤(1=2)、山田−山口(1-5)、山田−吉岡(1-3)の4点で勝負する。


渡邉さんのお祭りの富くじ予想

 逃げ体制に入るのは間違いなく野田その後位を廻っての争いか? しかるにそのライン後位は誰か?伊藤?山田?三宅?吉岡?バックのラインこんなと ころでしょう。

買目は野田or渡邊の1.2着の総流し16点で勝負(流し過ぎ?)・・・かな?


もりながさんの予想

今回から朝日新聞社杯がついた競輪祭・競輪王戦。新人王戦がヤンググランプリに分離して競輪祭では競輪王戦しか行われなくなったうえ、開催時期も11月から1月に移行。 なんとなく違和感を覚える。新人王戦の分離はともかく、開催時期については歴史的意義のあるものだし、おいそれと移して欲しくはなかったというのが本音だ。 「冬場はドームでないと客足が伸びない」というのであれば、グリーンドーム前橋で固定の寛仁親王牌でも良さそうなものなのに。
 周回中は、金子-山田-山口、伊藤-松本、吉岡-三宅、野田-渡邉と予想。 まず間違いなく、金子ば番手の山田が一番人気となるだろう。 展開、力、共に優勢なのだがなんとなく買いづらい。 連日活きのいい先行を見せている金子と野田は叩き合いになるのは目に見えている。 確かに金子が出切れば山田の番手捲りとなろうが、いくら自力型とは言え山田の番手での連携の下手さは群を抜いている。 他の選手が付け込むならそこだろう。
 本命はレース巧者伊藤を抜擢。準決勝でも野田、小嶋の先行争いを見極め、イン捲りで快勝。 決勝でも流れを見ながら、捲り中心の自在戦を展開するものと思われる。 初日、会心の捲りを打ち、準決勝も山田に出切られたものの3着残った吉岡は、地元の意地で調子を整えてきた感じ。 唯一残った九州勢の意地を見せてもらいたい。先行争い激化なら、捲りで出番が考えられる。 しかし、番手が三宅では・・・ラインではなく点と点として考えたほうがよく、軸としては買いづらいか。

伊藤=松本、伊藤=渡邉、伊藤=吉岡 で勝負


motomotoさんの予想

 まいど、ごきげんさん。 グランプリにつづいて、今回も当てたるでー。
 えてして、動ける選手がようけ乗っ取るときは、 ベテランの追い込み屋が活躍するもんや。 ときどき、忘れた頃に一発やらかす奴おるやろ、小橋正義みたいに。 今回は、それにあたるのは鉄人・松本整!  40歳台という、GPの最年長出場者になって欲しいという期待も込めて、勝負や!

狙いは、7=2、7=1、7=3の6点で勝負!


佐藤さんの予想

 神山の時代は完全に終わった。いくら野田のかかりが良いとはいえ3番手捲くりを捕らえきれないのは完全に自力足の衰え。 それをうけてかどうかは知らないが、今シリーズの吉岡には一目を置く。確かにメンバーにも恵まれたかもしれない。 とはいえ、準決勝も横田の番手を選ばず前で駆けるのは立派である。そんな吉岡にがんばってもらいたいのだが、如何せん他の地元が情けない。
 並びは 野田-渡辺 金子-山田-山口 伊藤-松本 吉岡-三宅 と想定してみた。 ただ吉岡・三宅に関してはただ並ぶだけであってラインではなく点の勝負のはず。 今シリーズ、中部・近畿勢が非常に調子が良い。負けたとはいえ一丸・小嶋・内林と良い勝負をして負けていっている。それと注目は無欲駆けの野田。 伏見・岡部に目が行く中、淡々と自分の仕事をして決勝に上がってきた。
 決勝戦、見所は野田vs中部の2駆けに対して伊藤の捲り・吉岡の戦い方といったところだろうか?  どれを選んでも可能性が強いだけにオッズも割れそうな気がする。野田は1周半は駆ける覚悟が出来ているだろう。 それを阻止するべく金子が「中部は1つ」と言わんばかりの捨て身の先行をする様相が伺える。ここは素直にそれに乗るのがベストだろう。 GPから調子良い山田に、それに上手く乗れている山口。これの折り返しに捨て身先行が成功した時の晴智から手広く買ってみることにする。

山田=山口 渡辺=松本 渡辺=吉岡 の6点で勝負


どさけんのいいかげん予想!

第43回小倉競輪祭  決勝
 並び 金子ー山田ー山口   野田ー渡辺   伊藤ー松本  吉岡ー三宅
ここは復活 山口の差しがきまり山口ー山田、とても不気味な伊藤ー松本 京都こんび、大穴三宅の総流し 結果は・・・

山田=山口(1=5)、伊藤=松本(2=7)、大穴三宅の総流し(4-12356789)の12点

吉岡は99年の大垣 全日本選抜以来のG1優勝があるのか?・・・・疑問だ!