競輪一発勝負



大宮記念 後節 決勝 11R 2002年01月14日

1佐々木龍也神奈川57期差脚
2太田真一 埼玉 75期逃捲
  3酒井耕介 京都 56期差脚
× 4村本大輔 静岡 77期差脚
  5光岡義洋 愛知 73期差脚
 6栗田雅也 静岡 84期逃捲
7合志正臣 熊本 81期逃捲
  8宮倉勇 千葉 58期自在
  9古屋聖志 岐阜 68期差捲

捨て身先行栗田を利した、村本大輔の完全優勝。

 周回は、太田−佐々木−酒井、合志−光岡−古屋、栗田−村本−宮倉、の三分戦となって赤板を通過した。 2角から栗田ラインが上昇を始め、打鐘を受け、合志ラインが続いて、主導権を握ると、太田ラインは7番手まで車を下げた。
 最終HSは、栗田−村本−宮倉、合志−光岡−古屋、太田−佐々木−酒井、の一列棒状となって第1センターを回る。 太田がここから捲り発進する、栗田の掛かりが良いぞ、最終BSで合志が太田の捲りに併せて踏み込む。太田は外に飛んでしまった。
 村本が栗田を庇いながら最終4角を回る、村本が先行番手に恵まれた栗田を交わして優勝。古屋が外を伸びて2着となった。 太田はどうしてしまったのか、一気に行けないし、横の動きに弱い。これからの課題であろう。 

村本−古屋の車連(4-9)は5,600円、枠連(4-6)は1,080円で先行番手車券でした。



このメンバーなら、実力上位の太田と佐々木で決まろう。

 自在屋は太田、栗田、合志の3車である。関東1車、南関4車、中部2車、近畿1車、九州1車、となった。 栗田には村本の静岡コンビ、太田には佐々木と宮倉でラインが出来よう。合志には中部近畿勢がマークするだろう。
 並びは、太田−佐々木−宮倉、栗田−村本、合志−酒井−古屋−光岡、と想定した。 熊本の合志と静岡の栗田は連日積極的な動きを見せてくれているが、格上の地元太田を後ろに置いての戦いになるのではないだろうか。 また、このメンバーなら太田が逃げても番手佐々木が準決同様に仕事をする場面もなく決まるのではないだろうか。
 太田真一のホームバンク初の記念優勝に期待がかかる。恐いのは栗田を使う村本の完全優勝だ。 先行は栗田と思われる、合志は準決同様に捲り一発を狙っているのではないだろうか。
 狙い目は、太田から佐々木の折り返し、村本、合志に振り込んでみたい。

太田=佐々木(2=1)、太田−村本(2-4)、太田−合志(2-7)の4点で勝負する。