競輪一発勝負



大宮記念 後節 特選 11R 2002年01月12日

1山口幸二 岐阜 62期差脚
  2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
3太田真一 埼玉 75期逃捲
  4齋藤登志信山形 80期逃捲
× 5小川圭二 徳島 68期差捲
 6西川親幸 熊本 57期差脚
7佐々木龍也神奈川57期差脚
  8會田正一 千葉 68期差捲
  9伊藤保文 京都 71期自在

吉岡がHSカマシで、九州のワンツーとなった。

 周回は、伊藤−山口、吉岡−西川、齋藤−佐々木、太田−會田−小川、の細切れ戦となった。 佐々木が北日本連携重視で齋藤マークを選択し、太田には會田と小川でラインが出来上がった。 赤板1センターから太田が上昇を始め、中団で打鐘を聞いた。4角で先頭に出るが、仕掛けない。 最終HSで齋藤−佐々木が発進、その外を吉岡−西川が一気にカマシ先行で主導権を握った。
 最終BSは吉岡−西川、  齋藤−佐々木、太田−會田−小川、伊藤−山口、の一本棒で最終BSを通過する。 齋藤が車間を空けている、追走出来ないようである、5番手の太田も捲り発進できない。 吉岡の掛かりが良いのであろう。そのまま最終4角を回ると、會田が太田を捨てた。 西川がゴール線で吉岡を捕らえて1着、久しぶりに吉岡のF1先行を見た感じである。
 太田は一体全体どうしてしまったのだろうか、齋藤−佐々木を前に出して3番手からの捲りを考えたのが敗因で吉岡に読まれてしまったようだ。 やはり500バンクの先行は苦しいのである。吉岡も最終HSからであるから立派なものであろう。

西川−吉岡の車連(6-2)は5,130円、枠連(2-5)は1,550円でF1先行車券でした。



一発勝負、地元太田真一の勝機だ。

 地元ホームバンク太田には関東ラインが出来ない苦しい展開になるのだろうか。 中部近畿勢で伊藤に山口は確定、九州勢は吉岡と西川で確定、さて斎藤に南関両車がマークすると、小川が九州勢より太田の番手を選びそうだ。 また、小川が九州3番手ならば南関の佐々木か會田が太田マークになるのか。それとも太田は単騎勝負になってしまうのだろうか。
 並びは、太田−佐々木−會田、齋藤−小川、吉岡−西川、伊藤−山口、と想定してみた。 地元なので太田にとって先行しやすい並びを考えてみた。斎藤の先行を封じて、伊藤が吉岡より先に捲りを仕掛る。 それを佐々木がしっかりブロックしてくれるだろう。
 狙い目は、太田から佐々木折り返し、小川、山口に流してみたい。

太田=佐々木(3=7)、太田−小川(3-5)、太田−山口(3-1)の4点で勝負する。