競輪一発勝負



和歌山記念 前節 特選 11R 2002年01月05日

1濱口高彰 岐阜 59期差脚
2内林久徳 滋賀 62期差捲
3伏見俊昭 福島 75期逃脚
  4鈴木誠 千葉 55期差脚
  5斉藤正剛 北海道66期自在
 6渡辺一貴 滋賀 58期差脚
 7渡邉晴智 静岡 73期差捲
  8金田健一郎大阪 60期差脚
× 9新藤敦 神奈川62期差脚

先行1車の伏見が堂々の押し切りで1勝を上げる。

 周回は、濱口−金田−鈴木、伏見−(アウト内林−渡辺、イン斉藤−渡邉)−新藤、で赤板を通過する。 やはり先行1車となった伏見の番手は斉藤と内林の競り合いとなり、打鐘を向かえた。 4角で伏見が発進すると番手は息を合わせた斉藤が守りきり、最終HSを回る。
 伏見−斉藤−渡邉−新藤、内林−濱口−金田−渡辺、鈴木、の順で第1センターを通過した。 2角を過ぎると5番手に下げられた内林が自力で捲っていく、第2センターで斉藤がブロックして4角を回る。 内林は意地を見せてくれたが、既に力が尽きていたようである。
 ゴール線は伏見が後続を寄せ付けずに先行で押し切り1勝、北日本の意地で斉藤が流れ込んでのスジ車券となった。 斉藤を買っていたファンには美味しいお年車券でした。

伏見−斉藤の車連(3-5)は1,300円、枠連(3-4)は580円でお年玉車券でした。



先行1車伏見俊昭が展開有利で、お年玉が頂けるかな。

 平塚GP01を先行押し切りで優勝した伏見が出場してきた、気が抜けていなければ伏見が先行1車で展開に恵まれた。 伏見には北日本で齋藤が番手を守れるかである。番組的には機関車不在の地元中部近畿勢と北日本南関勢との一騎打ちとなった。 南関勢の並びは渡邉に好調新藤と鈴木であり、新藤は地元戦優勝で新年を迎え、鈴木は残念ながら年齢的に衰えを感じる。 近畿勢は内林に金田と渡辺となって、濱口は後位に付けそうだ。
 並びは、伏見−齋藤−渡邉−新藤−鈴木、内林−金田−渡辺−濱口、と想定した。 伏見マークを地元近畿勢との競りありになるのではないだろうか。齋藤に内林が絡んで行こう。 すればマイペースで伏見が後続を振り切る力が勝ろう。金田が捨て身の先行策で戦う気は無いだろうか。 あっても伏見には勝てまい。盲点はGP疲れが取れているかである、特に精神的な要素であろう。
 狙い目は、伏見から内林の折り返し、新藤と濱口に振り込んで見たい。

伏見=内林(3=2)、伏見−新藤(3-9)、伏見−濱口(3-1)の4点で勝負する。