競輪一発勝負



平塚 ヤンググランプリ 11R 2001年12月29日

1大塚健一郎大分 82期自在
2友定祐己 岡山 82期逃捲
× 3兵藤一也 群馬 82期逃捲
  4中川誠一郎熊本 85期逃捲
  5齋藤紳一郎青森 82期逃捲
 6山口貴嗣 福岡 82期逃捲
 7笠松信幸 愛知 84期逃捲
  8川口直人 神奈川84期逃捲
9荒井崇博 佐賀 82期逃捲

九州4車が分断され、結果は荒井の自力捲りで決着。

 周回は、友定−兵藤−齋藤−川口、笠松、中川−大塚−荒井−山口、の一列棒状で動きがないまま赤板を通過してしまった。 第1センターから九州の先頭は中川が腰を上げて踏み上げ上昇して行く、車間を開けていた2番手兵藤が九州分断を狙い3番手に飛びつく作戦だ。 打鐘を受けて、中川−大塚が先頭に出切る。3番手は兵藤−齋藤と荒井−山口で併走となり、最終BSを向かえた。
 外から川口が笠松を連れて捲り込む、なかなか中川を捕らえきれないぞ、その外を荒井−山口が2角から捲り込んで来た。 なんと中川、川口、荒井が並ぶも、荒井の勢いが良く、最終角を回り荒井がそのまま山口を連れての九州ワンツー車券となった。
 九州4車での連携が兵藤に因って乱れ、荒井が自分の競争が出来た事に勝因である。また、分断を企てた兵藤は踏み込むコースが無くなり自ら沈没してしまった。 九州先頭の中川も迷いが有り、上昇して一気では脚が持つまい。正攻法の友定はまだまだ経験が不足なようだ。兵藤の動きも良かった。 九州4番手を選んだ山口の展開予想通りに荒井の自力が輝いた。

荒井−山口の車連(9-6)は3,050円、枠連(5-6)は1,160円で捲り一発車券でした。


九州勢4車で団結すれば、恐いモノなしだ。

 若い選手で自力型が揃った、中でも友定と兵藤は全国区で、荒井、齋藤、と続きそうである。 このメンバーで、自在1車は大塚の戦法が光り輝いている。地区的に九州4車と層が厚くなり、前が中川かと思われるが、不確定である。 中部1車となった、笠松は単騎勝負。東日本勢は兵藤に齋藤と川口の順となって友定を使う場面を考えた。
 並びは、中川−荒井−大塚−山口、笠松、友定−兵藤−齋藤−川口、と想定してみた。 先行するのは九州ラインではないだろうか、友定もマークが東日本勢となれば、優勝を意識しての捲り勝負と考えている。 すれば、中川、荒井、と二段ロケットから大塚が抜け出してくる確率が高そうである。
 狙い目は、大塚から荒井の折り返し、実績から兵藤と友定に流してみては如何だろうか。

大塚=荒井(1=9)、大塚−兵藤(1-3)、大塚−友定(1-2)の4点で勝負する。