競輪一発勝負



佐世保記念 後節 特選 11R 2001年12月22日

1東出剛 千葉 54期差脚
× 2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
3小嶋敬二 石川 74期逃捲
  4鈴木誠 千葉 55期差脚
  5小川圭二 徳島 68期差捲
 6池尻浩一 福岡 63期差脚
7太田真一 埼玉 75期逃捲
  8小川巧 岡山 57期差脚
  9松永晃典 静岡 76期差捲

太田真一が先行、東出とワンツーを決める。

 周回は、小嶋−松永、太田−東出−鈴木−小川圭二、吉岡−池尻−小川巧、となった。 小嶋が貫禄の前受け?、小川圭二は太田ラインの4番手を選んだのは面白いし正解だ。
 赤板で、後方の吉岡ラインが上昇して、太田ラインを押さえながら小嶋と並んで打鐘を聞いた。 小嶋が吉岡を嫌い突っ張り先行体勢にて、主導権を奪う。太田は此を見て第2センターからカマシ発進した。 最終HSで小嶋を捕らえる。
 太田−東出−鈴木−小川圭二が小嶋−松永を内に封じ込め、吉岡は獲物を狙うように車間を空けている。 2角から4番手の小川が車を外に持ち出して自力勝負に出る、吉岡も捲り発進し回転力が付いてきた。 東出が小川圭二をブロックすると、アウトに膨れた小川圭二が吉岡のコースを塞いでしまった。 吉岡は失速して沈没。直線を向いて、東出が太田を僅かに差し込んでのワンツーを決めた。
 太田の見事な先行に年末の忙しさを忘れた。

東出−太田の車連(1-7)は1,050円、枠連(1-5)は500円で東日本車券でした。


太田と小嶋の叩き合いで、九州の吉岡が維持を見せるか。

 九州勢は吉岡に池尻、東日本勢は太田に東出と鈴木の千葉勢がマークして、南関の松永は小嶋ラインからとなりそうだ。 中四国勢の小川両者の位置がどうなるのであろうか。
 並びは、太田−東出−鈴木、小嶋−小川巧−松永、吉岡−池尻−小川圭二、と想定した。 先行はライン的に小嶋より太田ではないだろうか、前回久々の記念優勝を飾り好調を維持していると思われる。 地元九州の吉岡が維持を見せてくれる場面が一度はあると考える。小嶋も前回は大きな着もなく安定してきている。 小川両者の縦の切れ味にも位置取り次第で浮上して来るだろう。
 狙い目は、太田真一から東出への折り返し、吉岡と小嶋に流してみたい。

太田=東出(7=1)、太田−吉岡(7-2)、太田−小嶋(7-3)の4点で勝負する。