競輪一発勝負


いわき記念 後節 準決 10R 2001年12月16日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
  2市野茂 愛知 64期差脚
  3渡辺一貴 滋賀 58期差脚
4伊藤浩 大阪 45期差脚
5鈴木誠 千葉 55期差脚
 6大橋徹 栃木 72期差捲
×7高城信雄 兵庫 77期逃捲
  8高井広明 岐阜 58期差脚
  9米田勝洋 千葉 62期差脚

太田真一の捲り圧勝、マーク奪った鈴木が流れ込む。

太田−鈴木の車連(1-5)は440円、枠連(1-4)は250円で捲りスジ車券でした。


太田真一と高城信雄の主導権争いの行方は。

 先行車は太田と高城の2車である。太田には大橋の関東ラインに鈴木と米田の南関勢が続きそうだ。 高城には渡辺と伊藤で近畿ラインとなって、中部の市野と高井は此のラインに乗って勝ち上がりを考える。
 並びは、太田−大橋−鈴木−米田、高城−渡辺−伊藤、−市野−高井、と想定してみた。 太田マークには大橋なのだろうか、鈴木も番手から狙える。高城が先行して東日本勢が切り替えて行くこと考慮したい。 高城なり、太田の先行は間違いが少ないと考えたい。  狙い目は、太田から鈴木の折り返し、別線の高城と伊藤に振り込んで回収したい

太田=鈴木(1=5)、太田−高城(1-7)、太田−伊藤(1-4)の4点で勝負する。


広島記念 前節 決勝 11R 2001年12月16日

  1小嶋敬二 石川 74期逃捲
2神山雄一郎栃木 61期自在
  3村上義弘 京都 73期逃脚
× 4吉永好宏 広島 80期逃捲
  5中塚記生 熊本 63期差脚
 6鰐渕正利 愛知 65期差脚
7前反祐一郎広島 81期逃捲
8小林豊 広島 62期差脚
  9島野浩司 愛知 62期自在

広島トリオが見せ場を作るが、力の違いがありすぎた。

 周回は、小嶋−鰐渕−島野、村上−中塚、神山、吉永−前反−小林、で青板を通過する。神山は東日本1車で単騎となってしまった。 第2センターから後方の地元ラインがゆっくりと上昇を始めて、赤板で4番手の村上と並び、神山は地元ラインを追走する。 打鐘前のBSで吉永が小嶋を押さえて先頭に出る、小嶋は車を下げて7番手に置かれてしまった。
 最終HSは、吉永−前反−小林、神山、村上−中塚、小嶋−鰐渕−島野、一本棒の展開となった。 吉永が捨て身の先行で後方が動けない。最終BHで前反が吉永を切り離して、2段ロケットの発進だ。 村上も5番手から捲り発進して3角を回ると、出遅れた神山がこれにスイッチ、小嶋は外から踏み込んで直線勝負となった。 地元広島勢は難なく、村上と神山に飲み込まれてしまった。

村上−神山の車連(3-2)は3,800円、枠連(2-3)は1,220円で自力車券でした。


地元広島勢は3車の前反、吉永、小林で鉄壁の団結か。

 東日本勢が神山1車となり、地元広島トリオが地の利を活かして封じ込めたいものである。 先行車は村上、小嶋、吉永、前反と揃って神山はどんな位置からでも捲る力を温存して見せ場を突くってくれる。 小嶋と村上の主導権争い、あるいは地元吉永か前反の先行が見られるのか、しかし神山の餌食ならないような事が大切であろう。  並びは、吉永−前反−小林、小嶋−鰐渕−島野、村上−中塚−神山、と想定した。 不気味なのは点となっている村上、神山、中塚の3車である。仕上がりの良さでは村上が群を抜いていると感じる。 力と貫禄の神山、先行でまだまだ負けたくない小嶋、地元小林も2弾ロケットで優位である。  狙い目は、地元勢の前反から小林、吉永を本線にしたい。神山の横綱相撲で広島勢の前残りだ。

前反−小林(7-8)、前反−吉永(7-4)、神山−前反(2-7)、神山−小林(2-8)の4点で勝負する。