競輪一発勝負



いわき記念 後節 特選 11R 2001年12月15日

1伏見俊昭 福島 75期逃脚
2小川巧 岡山 57期差脚
3鈴木誠 千葉 55期差脚
  4斉藤正剛 北海道66期自在
× 5佐々木龍也神奈川57期差脚
 6西川親幸 熊本 57期差脚
7太田真一 埼玉 75期逃捲
  8渡辺一貴 滋賀 58期差脚
  9金古将人 福島 67期逃捲

地元伏見の番手が競り、煽りを受けて太田捲り不発。

 雪の舞っているいわき平バンクの初日最終特選競争は位置の無い渡辺と小川が前受けとなって、太田−佐々木−鈴木の関東南関勢が続き、地元北日本ラインは伏見−金古−齋藤に西川が後攻めとなった。 早くも青板4角から伏見ラインがゆっくりと上昇を始めて3番手太田を牽制するように押さえると打鐘が聞こえた。
 伏見が前受けの渡辺と小川を捕らえて先頭に出ると番手金古との併走で競りとなった。金古も優位に競争をさせて貰えないで、最終HSを回る。 伏見が先行優位に番手の叩き合いを尻目に巧回転となる。2角から太田真一が捲り発進して前団を飲み込むようなスピードであったが、金古−齋藤が外に叩かれた煽りを受けて視界から消えてしまった。 伏見の独走態勢のまま直線となり、後続を千切って1着。3番手小川が疲れた渡辺を交わして2着で競争が終わった。
 太田真一の捲りの勢いがあったが、まさしく「競輪」に破れ残念ながら7着となってしまった。

伏見−小川の車連(1-2)は2,330円、枠連(1-2)は1,830円で独走逃げ車券でした。


伏見の北日本ラインに、太田が正面から戦いを挑む。

 地元北日本勢が伏見、金古、斎藤、で3車と揃った。機動型の伏見に対抗する太田にはいつも北日本機関車にお世話になっている南関勢の鈴木と佐々木がマークする。 西日本勢の渡辺、小川、西川には機関車が不在で、地元ラインより太田マークの奪い合いになるか、前受けで自在に構えるかである。
 並びは、伏見−金古−斉藤−渡辺、太田−鈴木−佐々木−西川−小川、と想定してみた。太田の番手は南関と西日本勢の競りになる可能性がある。 さて先行は伏見、太田、やはり地元伏見が逃げる可能性は大きい。西日本勢が切り替え、太田は苦しい捲り位置になる場面もある。 太田は気楽に戦う。平塚GPメンバーでの稲村と山田の落車があり、伏見も無理は出来ないだろう。
 狙い目は、太田真一から鈴木、佐々木、小川、伏見に流してみたい。

太田−鈴木(7-3)、太田−佐々木(7-5)、太田−小川(7-2)、太田−伏見(7-1)の4点で勝負する。