競輪一発勝負



松阪記念 前節 特選 11R 2001年12月01日

× 1小倉竜二 徳島 77期自在
2濱口高彰 岐阜 59期差脚
  3渡邉晴智 静岡 73期差捲
  4前反祐一郎広島 81期逃捲
  5鈴木誠 千葉 55期差脚
6海田和裕 三重 65期逃捲
 7佐々木龍也神奈川57期差脚
  8新田康仁 静岡 74期逃捲
  9前田拓也 大阪 71期差捲

新田先行で番手の渡邉が展開の綾で1勝した。

 周回は、前反−小倉−鈴木、新田−渡邉−佐々木、海田−濱口−前田、と並んだ。南関の鈴木が中四国ラインを追走して綺麗な三分戦となった。 赤板手前から地元ホームバンクの海田が上昇して前反ラインを押さえ込む、後方に下げた新田が此をカマスすようにして3つのラインが重なり打鐘を受けた。
 新田が抜け出して先頭に出ると、後位は前反、海田、渡邉となって縺れてしまった。渡邉が踏み上げて新田マークに入り。佐々木が外を締めて最終HSを回る。 新田−渡邉が出切って佐々木と前反が競り合う。佐々木が前反を弾くと、前反は渡邉とじゃれ合う。海田は5番手で後位は小倉と前田で併走している。 そのままバラけて4角を回ると、渡邉が新田を交わし、中を小倉が伸びてゴール線を通過した。
 前反の若さとガッツが競争を複雑にしたしまった、しかし今後この力を無駄にしない競争が、レースを見える様になれば恐ろしい成長があろう。 海田はやはり6番車でしかなかったようだ。

渡邉−小倉の車連(3-1)は3,010円、枠連(1-3)は1,460円で差し比べ車券でした。


地元ホームバンク海田の積極策に期待した。

 南関勢は新田と渡邉に鈴木と佐々木で強力なラインになりそうだ。地元ホームバンク海田に濱口と前田で中部近畿ラインが出来る。 中四国勢は前反に小倉で連携だ。B回数では前反、海田、新田と同格と思われ、誰が先行するかは謎である。 おそらく、地元海田の積極的な主導権取りに期待がかかる。
 並びは、新田−渡邉−鈴木−佐々木、海田−濱口−前田、前反−小倉、と想定した。 勝運の女神が濱口に付いていて、海田マークからゴール線を抜け出しGPに励みを付けるか、気合い抜けしている場面もあろう。 無欲で前反が先行、新田は南関ラインが4車と長くなり強気の先行策も考えられる。
 狙い目は、地元海田に期待して濱口との折り返しに、小倉のヒモ付けで仕上げたい。

海田=濱口(6=2)、海田−小倉(6-1)、濱口−小倉(2-1)の4点で勝負する。