競輪一発勝負



一宮記念 後節 特選 11R 2001年11月25日

  1紫原政文 福岡 61期自在
2高木隆弘 神奈川64期差捲
× 3松本整 京都 45期差捲
  4西川親幸 熊本 57期差脚
  5新藤敦 神奈川62期差脚
 6一丸安貴 愛知 70期自在
 7三宅伸 岡山 64期自在
  8室井竜二 徳島 65期自在
9伏見俊昭 福島 75期逃脚

松本と一丸の地元ラインで決まる、先行伏見は3着。

 周回は、三宅−室井、紫原−西川、伏見−高木−新藤、一丸−松本、と予想通りの細切れ戦となった。 赤板手前4角から早くも一丸−松本が上昇していくと伏見ラインが続いて、三宅−室井−紫原−西川を押さえ込む。
 打鐘で一丸が先頭に出るがピッチが上がらない、第2センターから伏見がカマシ気味に発進して最終HSを回る。 伏見マークを一丸と高木で叩き合う、紫原が捲りを試みるが失速。なんと伏見番手を一丸が奪うと、松本と高木でいちゃついて高木は玉砕する。 3角から三宅も捲り込むが伸びない。直線は粘る伏見、一丸、松本の一騎打ちとなる。
 松本が見事にゴール線を駆け抜け、地元一丸がしてやったりの2着、伏見も復調を示す3着に粘った。

松本−一丸の車連(3-6)は3,690円、枠連(3-5)は1,190円で地元スジ車券でした。


伏見の9月24日以来の欠場開けに明暗を掴みたい。

 岐阜オールスター優勝から落車事故で欠場していた伏見が暮れのGPを目指して出場してきた。 伏見には南関の高木と新藤で東日本ラインが出来る。中部近畿は地元一丸にベテラン松本がガードする。 中四国勢は三宅に前を託し室井がマーク、九州勢は好位置から紫原と西川で切り込むだろう。
 並びは、伏見−高木−新藤、一丸−松本、三宅−室井、紫原−西川、と想定した。 先行は伏見1車である。通常なら伏見で頭不動のようであるが、実戦から離れて何処まで成績を残れるかに不安がある。 でも高木が操縦すれば侮れない。地元バンクに期待が掛かるのは一丸であり、ちょいとこのメンバーで6番車と歩が悪い。 三宅と紫原も一発を秘めているが展開次第といった処であろう。
 狙い目は、伏見の選択によって変わろう。一応競争に出てきたからには6から7の出来と考えても伏見の先行に期待を寄せたい。 伏見から高木の折り返し、松本に絡めてはいかがかと思える。

伏見=高木(9=2)、伏見−松本(9-3)、高木−松本(2-3)の4点で勝負する。