競輪一発勝負



岸和田記念 前節 特選 11R 2001年11月11日

1後閑信一 群馬 65期差捲
2堤洋 徳島 75期逃捲
  3前田拓也 大阪 71期差捲
  4渡邊泰夫 大阪 62期差脚
5加倉正義 福岡 68期差捲
 6新藤敦 神奈川62期差脚
×7伊藤保文 京都 71期自在
  8安福洋一 奈良 41期差脚
9松永晃典 静岡 76期差捲

中団が潰し合いで、番手の加倉が堤を差し込む。

 周回は、伊藤−前田−渡邊、後閑−松永−安福、堤−加倉−新藤、の並びになった。 南関結束はなく、後閑が自力含みと考えたのか松永と安福がラインを形成したのか、ただ単に中団位置を確保しているだけなのか解らない並びだ。 最後方は堤に加倉で3番手を新藤が選んだ。
 赤板で、堤ラインが上昇、伊藤ラインを押さえ込んで打鐘を受けた。堤ラインが出切ると中団は案の定でイン伊藤ライン、アウト後閑ラインの併走となって最終HSを回る。 後閑と伊藤がじゃれ合って、堤のマイペース先行だ、加倉が少しだけ車間を空けて援護して、最終4角を回った。 伊藤が内を掬って追い上げるが、ゴール線は加倉が無風番手から堤を差してワンツーを決めた。

加倉−堤の車連(5-2)は1,270円、枠連(2-4)は530円で西京車券でした。


堤と伊藤の2分戦を、東日本勢が混乱させよう。

 自在屋が堤と伊藤の2車となり、難解な競争になってしまいました。後閑がキーポイントになり、南関の松永と新藤も機関車が無く辛い展開になるのではないのでしょうか。 伊藤には地元ホームバンクの渡邊が番手に収まり、前田に安福がガードすす並びになると思われる。 堤には通常なら加倉が無風で番手を回るが、後閑が3番手から動く自信があるか、特選なので無理をしない競争に甘んじるかであろう。
 並びは、伊藤−渡邊−前田−安福、堤−加倉、−後閑−松永−新藤、と想定してみた。 東日本勢の結束を考えて後閑の捲りを考えてみたい。先行は堤であろう、地元地区で伊藤の先行の確率もあるが、堤の動きが遅い場合には伊藤が正攻法から突っ張り先行も辞さないだろう。 そんな場合は主導権争いになり、後方で脚を貯められる前田なり松永の浮上も有り得る。 素直に考えれば堤マークの加倉からが狙い目となろう。
 狙い目は、堤から加倉の折り返し、伊藤、後閑に期待してみた。穴は松永だ。

堤=加倉(2=5)、堤−伊藤(2-7)、堤−後閑(2-1)の4点で勝負する。