競輪一発勝負



名古屋記念 前節 特選 11R 2001年10月13日

1岡部芳幸 福島 66期逃捲
  2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
3太田真一 埼玉 75期逃捲
× 4高木隆弘 神奈川64期差捲
5山口幸二 岐阜 62期差脚
 6馬渕紀明 愛知 68期逃捲
 7池尻浩一 福岡 63期差捲
  8鈴木誠 千葉 55期差脚
9内林久徳 滋賀 62期差捲

後方8番手の岡部がHSから見事に捲り、高木が差し込む。

 周回は、馬渕−山口、岡部−高木、太田−(鈴木、内林)、吉岡−池尻、の順で青板を通過した。 東日本勢は別線となって、太田マークが鈴木と内林の競りとなってしまった。BHから早くも後方の吉岡と池尻が上昇して馬渕と並んでレースが動き始めた。
 赤板は、馬渕−山口−岡部−高木と吉岡−池尻−太田−鈴木、内林の並列となって、内林と鈴木がじゃれ合っている。 馬渕−山口の後位を巡って、吉岡−池尻が入り込む。太田−内林、鈴木が踏み込んで打鐘を受けた。後続が離れたので内林が太田を3番手に迎え入れた。
 最終HSは、馬渕−山口、太田−内林−鈴木、吉岡−池尻、岡部−高木、となり、岡部が発進すりとグイグイ加速をして先頭の馬渕と並んだ。太田はこれにスイッチをするが、山口に牽制される。 岡部と高木が完全に抜け出した。太田も必死で藻掻く、吉岡も外を踏み込むが伸びない。ゴール線は高木が岡部を差し込んでのワンツーとなり、太田が3着としぶとさを見せてくれた。

高木−岡部の車連(4-1)は1,260円、枠連(1-4)は450円でスジ車券でした。


地元馬渕の先行か、太田が捲りで仕留めよう。

 先行屋は太田、馬渕、吉岡の3車で、それぞれにラインが発生する。 太田には岡部あるいは高木と鈴木との組み合わせに成るのだろうが、東日本で団結すると考えて並びを組み立てた。 中部近畿勢は馬渕と山口に内林が3番手になる。九州勢は吉岡と池尻の福岡コンビで血は濃くなる。
 並びは、太田−岡部−高木−鈴木、吉岡−池尻、馬渕−山口−内林、と想定した。 地元ホームバンクは馬渕の先行が有力だろう、何処まで調整が仕上がっているかである。吉岡が中団に構えて、太田は最悪の展開模様である。 しかし、東日本勢で団結すればラインは4車と長くなり、馬渕との先行争いも有り得る。 太田も戦法が捲りを主体に変化しつつある近況を考えると、中団を吉岡との叩き合いになる恐れもある。 何れにしても、自力では太田が優勢かと思われるので心配は無用であろう。
 狙い目は、太田真一から岡部、高木、山口、内林へ流してみたい。

太田−岡部(3-1)、太田−高木(3-4)、太田−山口(3-5)、太田−内林(3-9)の4点で勝負する。