競輪一発勝負



京王閣「共同通信杯」 東京リバーサイドカップ 2001年10月06日

1児玉広志 香川 66期差捲
× 2山田裕仁 岐阜 61期自在
3小橋正義 新潟 59期差脚
  4堤洋 徳島 75期逃脚
  5松本整 京都 45期差捲
 6高谷雅彦 青森 67期逃捲
 7濱口高彰 岐阜 59期差脚
  8松岡彰洋 三重 69期逃捲
9神山雄一郎栃木 61期自在

捲り合戦となったが、長い中部ラインで決まった。

 周回は、神山−小橋、松岡−山田−濱口、高谷−松本、堤−児玉、の順で並んだ。 赤板を回ると堤−児玉が上昇をし、高谷−松本が続いた。神山に堤が並んで打鐘を受ける。 堤−児玉が主導権を握ると、神山が高谷を牽制して3番手をキープする。アウトコース高谷が発進して堤を叩いて最終HSを回る。
 高谷−松本が出切ると、すぐさま松岡−山田−濱口の中部勢がジワジワと捲り込んで行く、神山は始終に於いて内に包まれて自ら動くチャンスを失ってしまった。 高谷マークの松本が松岡をブロックするが、力で松岡が捲り切った。神山が第2センターから踏み出したが時既に遅し沈没。 ゴール線は山田が松岡を交わして中部ワンツー車券となった。3番手の濱口はアウトコースを守り神山を封じ込んだ。

山田−松岡の車連(2-8)は2,080円、枠連(2-6)は590円で中部スジ車券でした。


神山と山田の戦いに、伏せ兵は四国勢か。

 優秀では近況成績が示すように、吉岡が沈没、神山が順当に勝ち上がった。 東日本勢は高谷、神山、小橋、で神山は高谷を使うことよりも自力で戦うと思われる。四国勢は児玉が堤に前を任せる。 中部勢は松岡が先頭で戦い、山田と濱口が続く。すれば松本は高谷をマークするのではないだろうか。
 並びは、神山−小橋、堤−児玉、松岡−山田−濱口、高谷−松本、と想定した。 先行は松岡、堤、高谷と互角と考える。ここはラインのしっかりしている松岡が主導権を奪う戦いを強いられそうだ。 すれば山田が展開優位に思われるが、神山がこれを許すまい。
 狙い目は、神山からマーク小橋の流れ込み、山田の折り返し、児玉の強襲あたりだろう。

神山−小橋(9-3)、神山=山田(9=2)、神山−児玉(9-1)の4点で勝負する。