競輪一発勝負
オールスター 岐阜 準決 09R 2001年09月23日
○ | 1 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
| 2 | 加藤慎平 | 岐阜 | 81期 | 逃捲 |
注 | 3 | 松本整 | 京都 | 45期 | 差捲 |
| 4 | 佐々木龍也 | 神奈川 | 57期 | 差脚 |
× | 5 | 濱口高彰 | 岐阜 | 59期 | 差脚 |
| 6 | 有坂直樹 | 秋田 | 64期 | 自在 |
| 7 | 村上義弘 | 京都 | 73期 | 逃捲 |
| 8 | 渡邊泰夫 | 大阪 | 62期 | 差脚 |
◎ | 9 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
踏むコース無く展開の意地悪で、太田真一は惜敗。
周回は、太田−東出−佐々木、加藤−濱口−有坂、村上−松本−渡邊、と綺麗な三分戦模様となった。
赤板手前で、村上ラインが中団の加藤ラインを押さえながら、打鐘のタイミングを計りながら走行する。
村上がダシュして太田ラインを押さえると、加藤も外から叩きに行くが、渡邊がこれをガードして沈没していまった。
太田は内に入りながら最終HSを通過した。
村上−松本−渡邊、濱口−加藤、太田−東出−佐々木、で外に有坂が浮いてしまい追い上げて、なんと太田を封じ込めてしまった。
太田は踏むコースを失った。2角から加藤が再度捲り発進すると有坂がマークして、佐々木と東出も太田を捨ててしまった。
太田はまたも力を出せないでいるぞ。2センターで加藤の捲りに松本が併せて自力で村上を切り離し番手捲りとなる。
地元ホームバンク濱口が中を割って強襲するが2着で届かず。
太田は惜敗を屈した。競輪は展開である、何故、外に追い上げる落ち着きが無かったのだろうか。マーク東出もよほど我慢していたと思われる。
結果は先行番手の松本が始終優位に競争したと言うことである。太田の今後の競争スタイルに注目したい。
松本−濱口の車連(3-5)は2,900円、枠連(3-4)は1,100円で番手番手車券でした。
加藤と村上の主導権争いを太田が仕留めるぞ。
地元ホームバンクの加藤と濱口で連携して、3番手が位置のない有坂ではないだろうか。
太田には南関勢の東出と佐々木がキッチリとマークする。近畿ラインは村上に松本の京都コンビに渡邊が3番手を固めそうだ。
先行3車でラインが別れる。有坂と渡邊は切り替え含みで決勝戦に駒を進めたいだろう。
並びは、太田−東出−佐々木、村上−松本−渡邊、加藤−濱口−有坂、と想定した。
徹底先行は地元加藤と村上を太田が捲れるかが勝負処となる。どうしても先行しなければならないのは加藤だ、村上も松本の為に逃げたいと考えられる。
また、加藤と村上の仕掛けが牽制気味に遅くなると太田の先行が生じよう。
周回は太田が前受けになり、中団に近畿勢、地元岐阜コンビは後攻めとなろう。
何故か、加藤と村上の主導権争いを太田がじっくりと狙いを定めて捲りきる競争になると予想した。
すれば、太田と東出の1本勝負だ。太田も加藤や村上には負けるわけ行かないだろう。
ここは脚を温存して力の差を見せてくれるだろう。
狙い目は、太田真一から東出の折り返し、濱口と松本が勝ち上がりに拘りそうだ。
太田=東出(9=1)、太田−濱口(9-5)、太田−松本(9-3)、の4点で勝負する。