競輪一発勝負



オールスター 岐阜 二予 09R 2001年09月22日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
2金田健一郎大阪 60期差脚
× 3児玉広志 香川 66期差捲
  4紫原政文 福岡 61期自在
5幸田光博 栃木 67期自在
 6中村美千隆兵庫 80期逃捲
 7滝澤正光 千葉 43期自在
  8冨田卓 千葉 76期自在
  9堤洋 徳島 75期逃脚

7番手となった太田真一が、落ち着いて捲り圧勝する。

 人気は児玉を中心にして、スジ堤との折り返し、太田絡みの車券が10倍を割り込んでいた。 号砲が鳴って、全車が出渋ったが、太田が誘導員を追いかけた。
 周回は、太田−幸田−滝澤、堤−児玉−紫原、中村−金田−冨田、となり、 太田真一の前受けは仕方ない事実として受け止める。
 赤板手前から中村ラインが上昇を始めると、堤ラインも併せて踏み込む。太田、堤、中村と並んで打鐘を受け、太田ラインは車を下げて行く。 中村ラインが主導権を握り、堤ラインは中団を位置取った。  最終HSは、中村−金田−冨田、堤−児玉−紫原、太田−幸田−滝澤、の一列棒状のまま通過する。 2角から堤が発進する、3角から太田がその外を捲り込んでいくと、滝澤は自力で内に切り込んでいった。 最終コーナーで、滝澤が中村番手の金田を外に押し上げると、後方の堤と冨田が接触し、児玉と紫原を捲く込んで4車が落車してしまった。 太田が外を伸びて1着、2着に滝澤が入線するが失格判定となってしまった。金田と幸田が繰り上がり準決勝戦へと駒を進めた。
 太田は落ち着いて、岐阜バンクの特徴を活かした競争が出来たようだ。一回り成長したようだ。

太田−金田の車連(1-2)は2,560円、枠連(1-2)は1,610円で貫禄車券でした。


東日本で結束して、太田に風が吹くぞ!

 機動型は太田、堤、中村の3車で、ラインが出来そうだ。太田には幸田に南関の滝澤と冨田が結束して周回中は長いラインになるだろうう。 中村には金田で近畿ライン、堤には児玉で四国ラインを紫原が追走しそうだ。
 並びは、太田−幸田−滝澤−冨田、中村−金田、堤−児玉−紫原、と地域重視で想定した。 東日本で結束するならば、長いラインの太田が優位に先行するのでは無いだろうか、中村もBK回数を考慮すると逃げて成績を残したいだろう。 堤は中段からの児玉の指令で動くと思われ有る。ただ、南関の滝澤と冨田、九州の紫原は切り替え含みであろう。 ドリームレースを1着で勝ち上がった太田が気分良く、先行を主体として競争してくると思われる。すれば南関の援護を受けながら押し切ろう。 狂えば番手無風で回った時の幸田、競られた時のヒモが誰になるかである。
 狙い目は、太田から幸田の折り返し、児玉と金田に流してみたい。

太田=幸田(1=5)、太田−児玉(1-3)、太田−金田(1-2)、の4点で勝負する。