競輪一発勝負



豊橋記念前節、小田原記念前節


豊橋記念 前節 準決 11R 2001年08月04日

× 1新藤敦 神奈川62期差脚
  2友定祐己 岡山 82期逃捲
3金子真也 群馬 69期自在
  4渡邉藤男 栃木 57期差脚
  5梅澤謙芝 三重 57期自在
 6平城浩次 福岡 57期差脚
7太田真一 埼玉 75期逃捲
  8飯田辰哉 千葉 72期差捲
9加藤渉 岐阜 67期自在

太田真一の先行押し切り、番手を奪った新藤が流れ込んだ。

 周回は、友定−平城、太田−金子−渡邉−新藤−飯田、梅澤−加藤、と並んで青板を通過していった。 赤板手前で機関車の居ない南関勢は新藤と飯田が動いて、太田マークの金子に並びかけて、そのままで打鐘を受けた。 誰も踏み出さないのを見て、太田が4角から発進すると、難なく新藤が金子から番手を奪い去った。
 太田−新藤−金子−渡邉、友定−平城、梅澤−加藤、飯田、と一本棒となる。3角から梅澤が捲るが位置が悪く時既に遅しであった。 そのまま直線を向いて、太田が新藤の追走を押し切った。特選組3車の勝ち上がりとなった。

太田−新藤の車連(7-1)は440円、枠連(1-5)は400円で力と実績の車券でした。


太田と友定の先行で、戦力的に太田が優位だ。

 先行型は太田と友定で、梅澤は捲り脚である。この3車からラインができそうだ。 太田には金子が番手で渡邉が3番手を固めて関東ラインを形成する。友定には地域的に平城であろう、すれば梅澤に加藤が前を任せる。 問題は位置のない新藤と飯田の南関勢で、切り替え勝負になろう。
 並びは、太田−金子−渡邉、新藤−飯田、友定−平城、梅澤−加藤、と想定した。大きくは太田と友定の2分戦模様である。 太田にとっては負けられない、落とせない競争となった。先行でも良いし、最悪は7番手からの捲り勝負も前が友定なら大丈夫だ。
 狙い目は、太田真一から金子真也の真コンビ、新藤と加藤に振り込みたい。

太田=金子(7=3)、太田−新藤(7-1)、太田−加藤(7-9)の4点で勝負する。


小田原記念 前節 特選 11R 2001年08月04日

  1伊藤保文 京都 71期自在
2高木隆弘 神奈川64期差捲
3小嶋敬二 石川 74期逃捲
  4遠澤健二 神奈川57期差脚
  5加倉正義 福岡 68期差脚
 6冨田卓 千葉 76期自在
7小橋正義 新潟 59期差脚
8金古将人 福島 67期逃捲
× 9渡邉晴智 静岡 73期差捲

小嶋の捲りに乗った加倉と渡邉の流れ込み、小橋沈没。

 周回は、伊藤−小橋−冨田、金古−高木−遠澤、小嶋−加倉−渡邉、の並びとなって青板を通過した。 第2センターから小嶋が上昇すると、併せて金古が踏み込んで意地を見せる。
 金古−高木−遠澤が主導権を握り、中団はイン伊藤−小橋−冨田、アウト小嶋−加倉−渡邉、の併走となって打鐘を聞いた。 4角から小嶋が捲り発進する、つば競り合いをしながら、最終2角で金古ラインを捕らえたまま、最終4角をまわる。 早めに車を外に持ち出した加倉、内から渡邉が小嶋を交わしてのゴール線となった。

加倉−渡邉の車連(5-9)は3,550円、枠連(4-6)は1,730円で33ズブズブ車券でした。


鬼脚の小橋、先行の小嶋、地元の渡邉で縺れそうだ。

 自在型は伊藤、小嶋、金古の3車である。西日本勢は伊藤、小嶋、加倉の3車。 東日本勢は南関4車、北日本1車、関東1車、計6車となって並びが難解となった。 金古に南関勢と考えるのが「競輪道」であろう。また南関勢での結束があるかも妙味である。 小橋が小嶋の番手を欲しいところであろう、伊藤には加倉ではないだろうか。並びは混沌として難しい。
 並びは、小嶋−小橋−冨田、伊藤−加倉、金古−渡邉−高木−遠澤、と想定してみたが脚見せから判断してもらいたい。 先行は小嶋で間違いはないだろう、そのマークが小橋、渡邉、高木、加倉、になるのか判らない。近況として小橋ではないだろうか。 すれば勢いに乗る小橋が「稼げる時に稼ぐ」常道で挑んでくるだろう。 地元の渡邉も元気であり、高木と遠澤の神奈川税が援護すれば、ファンも納得できるだろう。
 狙い目は、小橋から小嶋の小コンビの折り返し、渡邉から高木と金古を押さえたい。そんな時こそ伊藤が穴になる。

小橋=小嶋(7=3)、渡邉−金古(9-8)、渡邉−高木(9-2)の4点で勝負する。