競輪一発勝負



寛仁親王稗 青森 準決 11R 2001年07月28日

× 1児玉広志 香川 66期差捲
2神山雄一郎栃木 61期自在
  3山口富生 岐阜 68期差脚
  4馬渕紀明 愛知 68期逃捲
  5西川親幸 熊本 57期差脚
 6旭健太郎 神奈川73期逃捲
7太田真一 埼玉 75期逃捲
  8坂本勉 青森 57期差脚
9東出剛 千葉 54期差脚

太田は3着に逃げ粘り、ラインで123独占。

 周回は、坂本−児玉−西川、太田−神山−東出−旭、馬渕−山口、と並んで折り合った。 南関勢は関東ラインと連携し、西京勢は地元坂本に期待してラインを作ったようだ。
 早くも馬渕が山口を連れて上昇をして赤板を通過し、太田ラインもこれを追走する。 誘導員を追った坂本は車を下げないで、馬渕と坂本が踏み込むと打鐘を受けた。 坂本は車を下げて3番手に入る、前団のピッチが緩んだのを見て、6番手太田真一が早くもダッシュをする。 最終HSで主導権を握る。
 太田−神山−東出−旭、馬渕−山口、坂本−児玉−西川、の一列棒状となって第一センターを回った。 後方の坂本が捲り発進するが、すぐさま失速し、マーク児玉が自力で加速する。 神山は車間を大きく空けて太田を援護しながら最終4角を回った。 神山は余裕で太田を交わすと、マーク東出も流れ込んで、太田は3着に敗れるも決勝進出を自力で勝ち取った。

神山−東出の車連(2-9)は430円、枠連(2-6)は550円で突き抜け券でした。


太田と神山が本線だ、東出と児玉の強襲に警戒。

 機動型は太田、馬渕、忘れてはならない地元の坂本である。南関勢と西京勢はどのような作戦にでるのだろうか。 基本的には太田と馬渕の拘った先行争いを坂本が撃沈できるかが焦点になろう。このメンバーでは近況成績から坂本が自在戦法で成績を残しているが、 上位メンバーとなると難が生じる。しかし地の利を加えると五分に戦えそうだ。
 並びは、太田−神山、坂本−東出−旭、馬渕−山口、児玉−西川、と想定してみた。 坂本はラインの先頭で戦い悔いのない競争を見せてくれるだろう、すれば南関勢がガードする。 先行する太田と神山の後位には児玉と西川が切り替えて上昇する展開になれば、馬渕と山口の中部ラインは苦しくなろう。 怖いのは児玉や東出の直線の強襲だ。
 狙い目は、太田真一と神山雄一郎の折り返し、児玉と東出に少々流してみたい。

太田=神山(7=2)、太田−児玉(7-1)、太田−東出(7-9)の4点で勝負する。