競輪一発勝負



前橋記念 前節 特選 11R 2001年07月14日

× 1稲村成浩 群馬 69期自在
  2東出剛 千葉 54期差脚
3加藤慎平 岐阜 81期逃捲
  4小川圭二 徳島 68期差捲
5内林久徳 滋賀 62期差捲
 6幸田光博 栃木 67期自在
7岡部芳幸 福島 66期逃捲
  8渡辺一貴 滋賀 58期差脚
  9鈴木誠 千葉 55期差脚

加藤慎平が先行で押し切る、2着小川で万車券だ。

 周回は、岡部−東出−鈴木、稲村−幸田−小川、加藤−内林−渡辺、と予想通りの三分戦となって青板を通過した。 BSから加藤が上昇すると、併せて稲村も踏み込んで中団を狙いうのであろうか。 赤板を通過して加藤が稲村を押さえて先頭にでるとピッチを緩めたが、すぐさま発進する。
 加藤−内林−渡辺−稲村−幸田となって小川が追い上げて稲村と並ぶ、岡部ラインが後方待機状態となった。 打鐘を受けると、稲村がインから内林の後位に潜り込んでいった。
 最終HSは、加藤−内林−稲村−(イン幸田、アウト渡辺)−小川−岡部−東出−鈴木、の順番で通過する。 第1センターから岡部が捲り発進、内林が車間を空けて加藤をかばっている。稲村は最終BSから発進する、内林が此をガードしながら、最終コーナーを回る。 内を幸田が、小川が、外に東出が、横に広がってゴール線を向かえた。加藤が後続を押し切って前橋短走路で優位な先行で1着。 なんと2着に小川伸びて、万車券の配給となってしまった。

加藤−小川の車連(3-4)は14,160円、枠連(3-4)は520円で先手必勝車券でした。


地元稲村の調整に不安、展開は加藤を使う内林が優位。

 関東勢は地元稲村に幸田で結束、北日本の岡部に南関勢の東出と鈴木で結束、中部の加藤に近畿勢は内林と渡辺で結束する。 四国の小川は切り替えながら前前で勝負権のある位置に付きたいものであろう。
 並びは、稲村−幸田、−小川、岡部−東出−鈴木、加藤−内林−渡辺、と想定して見た。 先行は加藤であろう、中団に地元の稲村で、後ろ攻めは脚を貯める岡部となろう。 加藤が先行力も増して、稲村と岡部の捲りを内林の援護を受けて勝敗に結び付けることが出来るかであろう。 稲村も近況が今一つであり、地元戦での仕上がりに注目したい。岡部もそこそこに勝ち上がり優勝に恵まれないようであるが成績は順風である。
 狙い目は、加藤の先行に乗る内林から加藤、地元稲村の折り返し、岡部へと振り込んでみたい。

内林−加藤(5-3)、内林=稲村(5=1)、内林−岡部(5-7)の4点で勝負する。