競輪一発勝負
平塚記念後節、大垣記念前節
平塚記念 後節 決勝 11R 2001年05月05日
○ | 1 | 高木隆弘 | 神奈川 | 64期 | 差捲 |
◎ | 2 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 3 | 松岡彰洋 | 三重 | 69期 | 逃捲 |
| 4 | 金古将人 | 福島 | 67期 | 逃捲 |
| 5 | 川原義哲 | 大阪 | 72期 | 逃捲 |
| 6 | 大熊正太郎 | 宮城 | 78期 | 逃捲 |
| 7 | 新田康仁 | 静岡 | 74期 | 逃脚 |
注 | 8 | 豊田知之 | 岡山 | 59期 | 差脚 |
× | 9 | 會田正一 | 千葉 | 68期 | 差捲 |
特選同様に、川原の弾丸捲りに地元勢が沈没した。
周回は、太田−豊田、大熊−金古、新田−高木−會田、川原−松岡、となり南関勢が結束して太田の番手が豊田となった。
赤板を通過しても動きが無く、新田ラインが上昇を始め、太田を押さえると打鐘を聞いた。
隊列は、新田−高木−會田、太田−豊田、川原−松岡、大熊−金古、と入れ替わって、太田が中団捲り位置を確保したようだが甘くはない。
後方に置かれた巨艦の大熊が捲り発進してくる、グイグイと太田を抑え、高木が此をブロックする。しかし川原が猛烈な勢いで単騎で捲ってくる。
大熊がブロックされて外に膨れる、その外を見事なコーナリングで捲りきってしまった。
特選と同様に高木は仕事をしたが、川原の弾丸捲りに為す術もなく破れた。會田が直線伸びて2着に入る。
太田は何も出来ずに4着に流れ込んで終わった。豊田がマークして切り替えずに居たのに、もっと動くべきであった。
川原−會田の車連(5-9)は4,750円、枠連(4-6)は1,160円で捲り一発車券でした。
小間切れ戦なら、太田の戦況力が生えるぞ。
機動型が揃いも揃ってしまった。太田、松岡、金古、川原、大熊、新田、の6車である。
太田には地元ホームバンクの高木であろう、松岡には川原と豊田で西日本で連携するのだはないだろうか。
大熊には金古の北日本勢、新田と會田でラインが出来そうだ。
並びは、太田−高木、新田−會田、大熊−金古、松岡−川原−豊田、と想定した。
高木は地元ホームバンクなので連日のように機関車に恵まれているにも関わらず、番手の仕事をしている。
結果、初日は川原に強襲されて2着、準決は大熊をブロックするも太田とワンツーを決められずにいる。
しかし太田は信頼して逃げる事ができるであろう。新田は高木後位からの捲り追い込み勝負になろう。
大熊は金古の為に先行策を考えているだろう。西日本勢は優勝狙いで来そうだ。すれば太田が先行して、後続が縺れて押し切るだろう。
狙い目は、太田から高木の折り返し、會田、豊田、へ振り込みたい。「田」が付く新田も圏内であろう。
太田=高木(2=1)、太田−會田(2-9)、太田−豊田(2-8)の4点で勝負する。
大垣記念 前節 決勝 11R 2001年05月05日
◎ | 1 | 加藤慎平 | 岐阜 | 81期 | 逃捲 |
| 2 | 内林久徳 | 滋賀 | 62期 | 差捲 |
△ | 3 | 小野俊之 | 大分 | 77期 | 逃捲 |
▲ | 4 | 豊岡弘 | 長崎 | 69期 | 差捲 |
○ | 5 | 鰐渕正利 | 愛知 | 65期 | 差脚 |
| 6 | 巳原庸介 | 兵庫 | 56期 | 差脚 |
| 7 | 小川巧 | 岡山 | 57期 | 差脚 |
| 8 | 山原利秀 | 高知 | 63期 | 差脚 |
| 9 | 市田佳寿浩 | 福井 | 76期 | 逃脚 |
先陣争いに加藤が敗れ、市田番手の内林が優勝。
周回は、市田−内林−巳原、小野−豊岡−小川、加藤−鰐渕−山原、の綺麗な三分戦となった。
赤板から加藤ラインが上昇を始めて、市田と並ぶと市田も譲らずに踏み込み、誘導員を外してしまった。
加藤と市田の先陣争いとなって打鐘を受けた。
加藤が市田を交わして先頭に出る。市田が車を外に持ち出して加藤を捕らえて先行に出る。
なんと市田の番手に加藤−鰐渕が填る展開になったが、甘くはない。小野が捲り込んでくると鰐渕が牽制するとインが空いて、内林が内を掬って市田番手を奪い戻す。
小川が此にスイッチした。
市田−内林−小川−小野、となって最終BSを通過する。なんと地元ラインは近畿ラインに破れ玉砕してしまった。
直線を向いて、内林と小川が突き抜けて、久々の内林の優勝を見た。今回は展開に恵まれた感がある、宮杯には復調してもらいたい。
内林−小川の車連(2-7)は2,910円、枠連(2-5)は1,450円で復調車券でした。
好調な加藤槙平を本命に推奨、押さえは小野の捲りだ。
地元中部勢は加藤に鰐渕、近畿勢は市田に内林と巳原、九州勢は小野に豊岡、さて中四国勢の小川と山原は別れて戦いそうである。
小川はおそらく捲る小野より、先行するであろう加藤ラインに付けるのではないだろうか。
並びは、加藤−鰐渕−小川、小野−豊岡−山原、市田−内林−巳原、と想定した。
先行は加藤が有力である、すれば久々び鰐渕の優勝が生まれるかもしれないぞ。市田も内林の調子が今一つなので思案するだろう。
小野は中団からの捲り勝負が持ち味、準決のように巧くいくだろうか。今回は加藤の動きが冴えているのではないだろうか。
狙い目は、加藤から鰐渕の折り返し、小野との絡みであり、小野の捲りが決まると豊岡が流れ込むのだはないだろうか。
加藤=鰐渕(1=5)、加藤−小野(1-3)、小野−豊岡(3-4)の4点で勝負する。