競輪一発勝負



平塚記念 後節 準決 11R 2001年05月04日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
  2西川親幸 熊本 57期差脚
× 3松井一良 青森 61期差脚
  4大熊正太郎宮城 78期逃捲
  5加藤渉 岐阜 67期自在
 6小笠原昭太青森 76期自在
7高木隆弘 神奈川64期差捲
  8木内隆哉 神奈川62期差脚
9紫原政文 福岡 61期自在

太田は連日の先行策で、地元高木に1勝をプレゼントした。

 周回は、紫原−加藤、大熊−松井−小笠原、太田−高木−西川−木内、で九州勢は別れて並んだ。 赤板手前から太田が車を上げていくと3番手は木内と西川で競り合いとなった。太田は大熊を封じ込めるべく抑えながら、紫原を交わして主導権を握ると打鐘を受ける。 大熊は7番手まで車を下げた。高木マークを西川が取りきった。
 太田−高木−西川−木内、紫原−加藤、大熊−松井−小笠原、となり最終HSを回る。紫原が内から西川を退かして行く、2角から大熊が捲り発進しているぞ。 高木は後ろを見ながら大熊をブロックする、しかし大熊の勢いは衰えないまま直線を向いた。 高木が太田を交わしてのワンツーかと思えたが、大熊が強襲して2着に入り、競輪の難しさを思い知らされた。 太田は何とか3着に逃げ粘った。
 太田真一の連日の積極的な逃げは大きな着も無くBBで来ている、明日の決勝こそが本番である。

高木−大熊の車連(7-4)は4,190円、枠連(4-5)は1,120円で地元優先車券でした。


地元番組、太田真一の番手はホームバンク高木だ。

 機関車は太田と大熊の2車で、紫原は捲り含みであろう。 太田には関東勢が居ないので当然の如く地元優先番組で高木と木内で結束する。これが穴に入ると一番怖い番組と化すのである。 大熊にもキッチリと東北勢で松井と小笠原でラインが出来よう。すれば紫原が自力勝負となってマークには西川となり、加藤が3番手周りになりそうだ。
 並びは、太田−高木−木内、大熊−松井−小笠原、紫原−西川−加藤、と想定した。 太田が無風で先行すれば高木に勝って下さいと言わんばかりの番組となっている。また太田も取りこぼしが出来ないメンバーでもある。 先行は太田真一であろう、「競輪道」に徹して地元高木に勝ち上がりをプレゼントしたいところである。
 狙い目は、太田真一から高木の折り返し、大熊が先行して松井の残り、前が詰まった時の紫原あたりであろう。

太田=高木(1=7)、太田−松井(1-3)、太田−紫原(1-9)の4点で勝負する。