競輪一発勝負
平塚記念前節、四日市記念後節
平塚記念 前節 特選 11R 2001年04月30日
◎ | 1 | 新藤敦 | 神奈川 | 62期 | 差脚 |
| 2 | 須田雄一 | 栃木 | 56期 | 差脚 |
| 3 | 馬渕紀明 | 愛知 | 68期 | 逃捲 |
× | 4 | 土屋裕二 | 静岡 | 81期 | 逃捲 |
| 5 | 郡山久二 | 大阪 | 55期 | 差捲 |
○ | 6 | 渡邊秀明 | 神奈川 | 68期 | 差捲 |
注 | 7 | 神山雄一郎 | 栃木 | 61期 | 自在 |
| 8 | 滝澤正光 | 千葉 | 43期 | 自在 |
| 9 | 横田努 | 熊本 | 69期 | 逃捲 |
神山がカマシ先行するも、4角でまさかの失速で撃沈した。
周回は、横田−滝澤、馬渕−郡山、神山−須田、土屋−新藤−渡邊、と並んで滝澤は南関4番手を嫌って空席の横田マークを選んだ。
赤板手前から土屋が上昇を始めて、横田と併走しながら発進のタイミングを計っている。打鐘を受けて土屋が誘導員を外して主導権を握った。
8番手に下げた神山が3角からなんとカマシ先行で最終HSで土屋を捕らえてもがき続けると、マーク須田が切れて土屋の外併走となってしまった。
神山−(アウト須田、イン土屋)−新藤−渡邊、横田−滝澤、馬渕−郡山、となって2角から横田が捲り発進する。
強烈なスピードに乗って、神山との車間をグイグイと詰めていき最終コーナーを回る、横田マークの滝澤も必死で追走する。
神山は失速してしまった、これは若手の先行選手と同じではないのか。横田が神山を綺麗に捲りきって快勝し、滝澤が流れ込んでのスジのぞろ目車券となった。
横田の調子が良いのであろう、以外と配当が少なかったようだ。
神山はどうして土屋ラインの先行に追いていかなかったのだろうか。中団からの捲りを考えていないで、いつものように後方から勝負強いところをアピールする算段だったようなのか。
身体が自然に反応して、カマシ先行になって失速してしまい、神山は何処へ行ってしまったのであろうか。
横田−滝澤の車連(9-8)は1,080円、枠連(6-6)は780円でぞろ目スジ車券でした。
神山が何処まで復調しているのだろうか。
南関勢が地元ホームバンクの新藤と渡邊に土屋と滝澤で結束するだろう。神山も今ひとつ近況が思わしくないが同県の須田が番手を守る。
遠征勢は馬渕に郡山の中部近畿勢と横田が単騎含みになろそうだ。
並びは、土屋−新藤−渡邊−滝澤、神山−須田、馬渕−郡山−横田、と想定した。
先行は土屋で間違いがないだろう、横田が前で受けて馬渕が絡んでいきそうな感じもしないではない。
問題は神山が何処まで戻してきているかである。2車と隊列が短ければ8番手に置かれてしまい、滝澤もブロックするだろうし、馬渕も横田も黙っては居まい。
神山は様子を見てからだろう。
狙い目は、土屋の先行で地元バンクの新藤から狙いたい、渡邊、土屋、神山の折り返しを考えた。
新藤−渡邊(1-6)、新藤−土屋(1-4)、新藤=神山(1=7)の4点で勝負する。
四日市記念 後節 決勝 11R 2001年04月30日
◎ | 1 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
| 2 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
× | 3 | 松本整 | 京都 | 45期 | 差捲 |
| 4 | 川口満宏 | 東京 | 58期 | 差脚 |
| 5 | 渡邉隆 | 大分 | 67期 | 逃捲 |
| 6 | 冨田卓 | 千葉 | 76期 | 自在 |
| 7 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 自在 |
▲ | 8 | 神開将暢 | 福岡 | 69期 | 差脚 |
○ | 9 | 伏見俊昭 | 福島 | 75期 | 逃脚 |
見事な番手師東出が、伏見とのワンツーを決める。
周回は、渡邉−神開、小嶋−松本、三宅−川口、伏見−東出−冨田、の並びで青板を通過する。
伏見が踏み上げて、3番手小嶋に蓋をしながら赤板を回る。
打鐘で、伏見が渡邉と並び、誘導員を外して主導権を握る。小嶋は策が無く後方8番手に置かれてしまった。
伏見ラインに三宅も追走している。最終HSから伏見が先行発進する、マークは東出と冨田の千葉両車、後位は渡邉と三宅で縺れている。
脚を貯めて待機していた小嶋が2角から一気に発進するが、番手師東出がこれをブロック、内を冨田が締めて止めてしまった。
そのまま東出が伏見を交わして優勝、ワンツーを決めた。
東出−伏見の車連(1-9)は700円、枠連(1-6)は330円で先行番手師車券でした。
好調維持する伏見を利す東出の優勝に期待したい。
伏見と小嶋が相変わらず好調を維持している。伏見のは東出と冨田の千葉両車がマークする。
小嶋には松本が番手を拾った感じで、位置の無い川口が3番手になりそうだ。
一発を秘める渡邉には神開がハコで九州ラインが出来あがり、三宅は此処から仕掛けそうだ。
並びは、小嶋−松本−川口、渡邉−神開−三宅、伏見−東出−冨田、と想定した。
先行は小嶋ではないだろうか、伏見はキッチリと優勝を狙っていそうだ。渡邉は小嶋と伏見の争いを一気に仕留めるタイミングを掴みたいところであろう。
東出もまだまだ存在感があり、小嶋マークの松本も展開によっては面白そうだ。
狙い目は、伏見を利す東出から伏見の折り返し、松本と神開の番手へと考えた。
東出=伏見(1=9)、東出−松本(1-3)、東出−神開(1-8)の4点で勝負する。