競輪一発勝負



ふるさとダービー武雄 決勝 11R 2001年04月22日

1児玉広志 香川 66期差捲
2横田努 熊本 69期逃捲
3小橋正義 新潟 59期差脚
  4加倉正義 福岡 68期差脚
  5高橋光宏 群馬 56期差脚
 6諸橋愛 新潟 79期逃捲
×7堤洋 徳島 75期逃脚
  8清水敏一 群馬 67期自在
  9郡山久二 大阪 55期差捲

ふるダビ武雄は乱戦で、横田が失格し、郡山と加倉の2万車券。

 周回は、諸橋−小橋−高橋−清水、郡山、横田−加倉、堤−児玉、の並びで折り合った。 何故か、先行するだろうと予想された上越ラインが正攻法に位置取った。堤−児玉が上昇して、横田−加倉がこれに続いて、なんと上越ラインを内に封じ込めてしまった。 打鐘を聴いて、小橋は諸橋が先行出来ないと読んで、早くも切り替えに動いていく。
 堤が主導権を握ると、今度は横田が動いて、最終HSで先頭に出てしまった。横田には加倉と郡山が追走している。 諸橋が単騎で捲っていくと、児玉と小橋がこれに乗っていった。諸橋の勢いも良かったが不発に終わる。
 ゴール線はそのまま横田と中を割った郡山の際どい勝負となった。横田が落車絡みで失格となり、郡山と加倉で大荒れとなった。

郡山−加倉の車連(9-4)は27,080円、枠連(4-6)は2,100円で落車車券でした。


神山が沈没、好調な横田と堤に小橋の三つ巴か。

 いよいよ「ふるダビGU」の決勝戦である。全てのメンバーが全日本選抜の出場権が与えられ、さらに3着までなら特選シード権が与えられるおまけまで付いている。 恩恵に値するのはS1班以外の諸橋と清水の両名である。
 機動型は地元九州は横田、四国の堤、が共に雨降りバンクで捲り快勝で好調持続を示している。関東勢に有力な機関車が不在となっているが、諸橋あたりが、捨て身覚悟で小橋を引き出す事も考えられる。 諸橋は「競輪一発勝負」初登場で、追い込みで同県の小橋が連日において気迫が感じられる。横田には加倉の九州コンビ、堤には児玉の四国コンビ、諸橋には小橋の新潟コンビに高橋と清水の群馬コンビが続いて4車の上越ラインを結束するのだろうか。 郡山はおそらく四国ラインからと考える。
 並びは、横田−加倉、堤−児玉−郡山、諸橋−小橋−高橋−清水、と想定した。 準決を見ていて、先行より遅めの捲りが決まる競争が目に付いている。横田にしろ堤にしろ積極的な先行策はしないのではないだろうか。 すれば、此処は小橋がマークする諸橋が捨て身で思いっ切り逃げるのではないだろうか、群馬勢も援護しての4車と長くなりそうである。 諸橋が何処まで先頭を維持出きるかが問題である。ようするに小橋が車間を空けて援護すれば良いのであろう。横田と堤の仕上がりが良いのである。
 狙い目は、小橋から横田、堤、と流してみたい。児玉は堤の動き次第と考えた。

小橋=横田(3=2)、小橋=堤(3=7)の4点で勝負する。


もりなが さんから

せっかく出張が終わり北九州に帰ってきたというのに、本日起きたのは14時。武雄へは高速使っても2時間。 これでは最終レースさえも間に合わない。なんだかなぁ。
 周回予想から。横田-加倉、堤-児玉はともかく、他の選手の動向が分からない。郡山は四国3番手でほぼ間違い無いとして、 群馬勢は高橋-清水で九州後位か中団、新潟勢は諸橋の逃げでは勝負にならないと見て小橋-諸橋で捌きと 見るが、さて。まぁ、当日顔見せを見てみないとハッキリは解りません。
堤と横田、共に捲り主体でどちらも積極的に逃げたくはないだろうが、どちらかと言うとやはり堤か。 連日鋭い捲りを見せる堤と、堤後位児玉で直線勝負が人気になるだろう。ただ、準決勝を見ても児玉を引き出すための逃げは無いと思われる。 一方、横田も記念を連覇するなど近況は絶好調。堤が出渋るようだとカマシもありうるし、堤が逃げた場合でも、直線が長い武雄では届く可能性も十分。 バンクを知る地の利もあって本命に推す。その他では、こちらも好調の小橋。準決勝ではマークした神山が捲り不発のところを、直線捲り追込んで1着。 長い直線で連に絡むの可能性は高いと見る。

横田−加倉、横田−児玉、横田−小橋で勝負!