競輪一発勝負
西武園記念 前節 特選 11R 2001年04月14日
◎ | 1 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
× | 2 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 自在 |
| 3 | 山田裕仁 | 岐阜 | 61期 | 自在 |
| 4 | 梶應弘樹 | 愛媛 | 57期 | 差脚 |
○ | 5 | 幸田光博 | 栃木 | 67期 | 自在 |
注 | 6 | 三和英樹 | 滋賀 | 69期 | 逃捲 |
| 7 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
| 8 | 金田健一郎 | 大阪 | 60期 | 差脚 |
| 9 | 小野俊之 | 大分 | 77期 | 逃捲 |
太田真一が、絶好の3番手から直線強襲して1着。
周回は、三和が誘導員を追って、中団の並びが落ち着かなかった。
三和−金田、山田−東出、小野−三宅−梶應、太田−幸田、とラインが整ったと思ったら赤板を向かえる。
太田が上昇を始めると、小野が併せて踏み込んで行く。
打鐘で小野が三和と並ぶと、太田はその外から発進して誘導員を外して主導権を握った。
流した処を山田が東出を連れてカマシで先行体勢に入った。太田は恵まれて3番手をキープした。
最終HSは、山田−東出、太田−幸田、小野−三宅−梶應、三和−金田、の一列棒状で通過する。
山田が東出を連れて逃げていく、太田は絶好の3番手で車間を空けてゴール線を睨んでいる。
4角から太田がダッシュをして1着、2着には山田を利した東出が残った。
太田の位置取りが、運良く3番手に入ったのが勝因であろう。周回中は中団を狙っていたのであろうが、中途半端ではなかっただろうか。
やはり正攻法に出るか、最後方を選ぶか決めてからの先行発進を見たかった。結局は最後方からの攻めとなって主導権を握り、流したところ山田と東出の2車を前に入れての競争になった。
三和と小野のラインが結束していたからであるが、流して内に包まれて沈没しなかったのは「地の利」であろう。
もっと、もっと、積極的に前々勝負で競争して貰いたい。
太田−東出の車連(1-7)は3,650円、枠連(1-5)は1,700円でスジ違い車券でした。
行け、行け、ここは地元埼玉の太田真一と心中だ。
太田と三和の先行機関車に、動ける山田、小野、三宅がどう反応するかが見物となろう。
ここは地元埼玉の太田が地の利を生かして先行有利の西武園バンクで逃げてくれるだろ。同期の伏見が今は太田より成績も良く、大きく成長したのを太田はどう思っているのだろうか。
前向きに考えてフラス指向でいって貰いたい。
並びは、太田−幸田−東出、小野−三宅−梶應、三和−金田−山田、と想定した。
近況から三宅と三和が好調のようである。太田は下降線を未だ脱出できていない。小野もムラが出ている。山田も今一息足りない。
ここは誰が浮上するかも考慮に入れたい。
狙い目は、先行は太田と信じて幸田との折り返し、三宅と三和に振り込みたい。
太田=幸田(1=5)、太田−三宅(1-2)、太田−三和(1-6)の4点で勝負する。