競輪一発勝負
門司記念前節、静岡記念後節
門司記念 前節 決勝 11R 2001年02月12日
× | 1 | 山田裕仁 | 岐阜 | 61期 | 自在 |
| 2 | 伊藤保文 | 京都 | 71期 | 自在 |
◎ | 3 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 4 | 渡邉隆 | 大分 | 67期 | 逃捲 |
注 | 5 | 堤洋 | 徳島 | 75期 | 逃脚 |
| 6 | 佐々木昭彦 | 佐賀 | 43期 | 差脚 |
○ | 7 | 岡部芳幸 | 福島 | 66期 | 逃脚 |
| 8 | 藤井久之 | 広島 | 55期 | 差捲 |
| 9 | 高木隆弘 | 神奈川 | 64期 | 差捲 |
太田の番手を捨てた、岡部が自力捲りで優勝を奪った。
周回は、太田−岡部−高木、堤−藤井、渡邉−佐々木−山田、−伊藤、と並んで赤板を通過した。
4番車地元九州の渡邉−佐々木が上昇をすると山田と伊藤もこれに続き、堤と藤井も切り替えた。
ピッチが緩んで、誘導員の後ろが渡邉と太田で併走になり打鐘を向かえた。
渡邉−佐々木−山田が先頭に出るが牽制状態でピッチが上がらないまま、4番手がイン太田とアウト伊藤で併走になった。
最終HSは、渡邉−佐々木−山田−伊藤−(イン太田−岡部、アウト堤−藤井)−高木、の順で通過するがピッチが緩い。
第1センターから太田マークの岡部が良いタイミングで自力でアウトコースへ、太田は恥じ入ってなんとインを掬ってしまった。
渡邉番手が佐々木と太田で併走になってしまった。岡部が最終BHから単騎で一気に捲り発進する、先頭集団は回転が空回りしている。
岡部の捲りが見事に決まり、後続を押し切って優勝した。伊藤の発進は遅く2着に流れ込むのが一杯であった。
太田は何を考えての事だろうか、先行から足を洗う準備でもしているのだろうか。まだまだ先行で勝負して結果を出して貰いたい。
マークした岡部にも見捨てられる様な自在戦法はまだ速いのではないだろうか。
岡部−伊藤の車連(7-2)は1,770円、枠連(2-5)は880円で捲り一発車券でした。
機動型が揃って、点と線との絡み合いだ。
準決では人気を背負った小嶋が破れる波乱が有ったが、太田は見事な捲りで勝ち上がった。
東日本勢は太田に岡部と高木の順で並びのではないだろうか。中部近畿の山田と伊藤の前後は微妙だが、伊藤を前で山田が戦うと考えた。
中四国勢は堤に藤井、九州勢は渡邉に佐々木で結束する。
並びは、太田−岡部−高木、伊藤−山田、堤−藤井、渡邉−佐々木、と細切れ四分戦に成りそうだ。
ラインが長くなりそうなのが東日本率いる太田ラインではなかろうか。先行は太田と考えるが、堤も伊藤も先行で結果を残したいだろう。
東日本ラインの切り替えは無いと信じて、先行すれば太田の押し切りが展開優位になると思われる。
狙い目は、太田真一から岡部の折り返し、岡部と高木の突抜を押さえる。別線では山田と堤に流したい。
太田=岡部(3=7)、太田−山田(3-1)、太田−堤(3-5)の4点で勝負する。
静岡記念 後節 決勝 11R 2001年02月12日
注 | 1 | 山口幸二 | 岐阜 | 62期 | 差脚 |
| 2 | 佐々木龍也 | 神奈川 | 57期 | 差脚 |
◎ | 3 | 神山雄一郎 | 栃木 | 61期 | 自在 |
| 4 | 小川巧 | 岡山 | 57期 | 差脚 |
○ | 5 | 新田康仁 | 静岡 | 74期 | 逃脚 |
| 6 | 武智眞 | 愛媛 | 61期 | 自在 |
| 7 | 金子真也 | 群馬 | 69期 | 自在 |
| 8 | 鉢村瑞樹 | 栃木 | 78期 | 自在 |
× | 9 | 鈴木誠 | 千葉 | 55期 | 差脚 |
鉢村が捨て身の逃げは「競輪道」で、神山の優勝を導く。
周回は、新田−佐々木−鈴木、武智−小川、鉢村−神山−金子−山口、で赤板を通過する。
車間を切って鉢村が1角を回って上昇して、誘導員を交わすと打鐘を受けた。
鉢村−神山−金子−山口が先頭に出切ると、中団は新田ラインと武智ラインで併走状態になり、最終HSを回った。
鉢村が捨て身の先行でぐんぐん加速して神山を引っ張る。地元新田はインに包まれて動けないぞ。
第2センターで神山が番手捲りを放して、ゴール線は神山が金子を振りきって優勝した。
神山−金子の車連(3-7)は340円、枠連(3-4)は260円で競輪道車券でした。
頑張れ、地元記念優勝を狙えるのは新田だ。
準決で伏見、内林、鈴木の特選組が敗れ去る波乱があった。神山と新田は順調に仕上がりを見せてくれた。
鉢村と神山の栃木勢で結束して、鉢村が前ならば金子が3番手に位置しそうだ。南関勢は新田に鈴木と佐々木で折り合いそうだ。
中四国勢は準決と同様に武智と小川で並び、位置の無い山口が切り替え有りで3番手に収まりそうだ。
並びは、新田−鈴木−佐々木、鉢村−神山−金子、武智−小川−山口、と想定した。
先行は叩き合いになるのでは無いだろうか、地元ホームバンクの新田が鍵を握り、優勝を目指す競争になろう。
動ける選手がそろって、実力石接近しているが、やはり王者は神山から狙うのが正攻法であろう。
狙い目は、神山から別線は新田の折り返し、鈴木と山口に流したい。
神山=新田(3=5)、神山−鈴木(3-9)、神山−山口(3-1)の4点で勝負する。