競輪一発勝負



取手「共同通信杯」 特選 08R 2001年01月29日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
2加藤忍 秋田 59期差捲
  3小林豊 広島 62期差脚
  4大竹慎吾 大分 55期差脚
× 5三和英樹 滋賀 69期逃捲
 6梶山一人 神奈川53期差脚
7香川雄介 香川 76期自在
  8坂上忠克 富山 71期逃捲
  9関根幸夫 神奈川59期逃捲

太田真一が打鐘先行で、見事に後続を押し切る。

太田−香川の車連(1-7)は470円、枠連(1-5)は390円で逃げ逃げ車券でした。



準決を大敗した太田の屈辱戦だ。

 準決を大敗した太田の屈辱戦だ。神奈川両車は関根と梶山で結束しそうなので、太田の番手は北日本の加藤との連携になりそうだ。 近畿の三和と坂上は別線となって三和には小林か香川のどちらかであろう。兎に角、西日本勢の並びは不確定だ。
 並びは、太田−加藤、関根−梶山、三和−小林−大竹、坂上−香川、と想定した。 自力タイプは太田、関根、三和、坂上の4車となって細切れ模様である。このクラスなら断然太田が光り輝いて見える。 まだ1勝も上げていない太田にとっては開き直って先行勝負でゴール線を駆け抜けて貰いたい。
 狙い目は、太田真一から加藤の折り返し、別線から三和と香川にヒモ付けしてみたい。

太田=加藤(1=2)、太田−三和(1-5)、太田−香川(1-7)の4点で勝負する。


取手「共同通信杯」 決勝 11R 2001年01月29日

1岡部芳幸 福島 66期逃脚
2内林久徳 滋賀 62期差捲
  3渡邉晴智 静岡 73期差捲
  4渡会宏和 愛知 65期自在
  5會田正一 千葉 68期差捲
 6藤田和彦 神奈川63期差脚
7伏見俊昭 福島 75期逃脚
  8和泉田喜一千葉 59期自在
× 9神山雄一郎栃木 61期自在

先行車は伏見の番手を神山が奪い差し切って優勝。

神山−伏見の車連(9-7)は1,190円、枠連(5-6)は590円で好調車券でした。


佐藤さん 共同通信社杯の結果

 とりあえず当たりました。8Rの太田も余裕勝ちでしたね。番手が競りなのにもかかわらず先行して逃げ切るとは格の違いを見せつけたレールのように感じます。 でも番手競りで競り勝った加藤が千切れて行く姿には情けなかったです。その点、香川はハナから2着ねらいだったのか解りませんが冷静でした。
 ちょっとシビアなコメントです。よろしく願います。
 困った時は神山、今日は神山の独壇場だったと思います。でもちょっと解せないレースでした。自力コメントを残しておいて、いざ本番では番手競りとはえぐいことをするもんです。 あれじゃ神山-会田で買っていた人が可哀想です。偽の一番人気に高額をかけた人もいるでしょう。私も神山-会田には元返し程度ですが買っていました。 私は普通の社会人のため本日は仕事でした。でも幸いなことに近くにラピスタ新橋があるので昼休みに抜けて買ってきました。
 結果だけを聞いた時は神山の捲りと伏見の逃げ残りでてっきり決まったと思ってました。 しかしいざレースを見たら・・・・ 神山はあれで良かったのだろうか? グリグリの一番人気しょってたから是が非でも勝たなきゃお客さんに迷惑がかかるとでも思ったのか? でもお客さんの一番人気は神山の捲りなんだよ。 結局伏見が逃げ残ったから良いものの、渡会に差されてズブズブ食らった日には客も納得いかないだろうよ。確かに自力足が歳を増すごとに衰えている。西の横綱がいなくなった以上、神山の両肩に競輪が乗っかっている訳だから。 今回、的中した人は結構いると思います。でも、当たって腑に落ちないとは正にこの事であろう。でも、そんなことを考える競輪ファンは全国で何人いるだろうか???
 内林はアンコにされるとは思っても見なかったでしょう。あれがすべてだったと思います。会田には密かに期待していました。初の表彰台に上がって欲しかったのですが神山にやられちゃいました。 しかし内林が退かしにかかっても神山の番手を取りきった縦の足は今後期待できます。どっかで決勝に乗っかったら会田から勝負したいです。南関勢では会田と新藤が今一番いいですね。 伏見は展開に恵まれた感じ。でもあれなら逃げ切って欲しいものです。最高の展開に持って行ったのに神山との差は1車身差。もう少し力をつければ太田以上に化ける可能性もあるのだが。



内林の三連覇なるか、結束固い北日本勢を本線にした。

 準決は展開によって山田、太田が後方に置かれて勝ち名乗りを上げることが出来なかった。展開の不利は在っても力を出仕切れずに敗れ去ったのは残念である。 北日本勢は岡部と伏見の2車、関東は神山の1車、南関勢は展開に恵まれた會田、和泉田、渡邉、藤田の4車、中部は渡会の1車、近畿は内林の1車、の地区割りになった。 機関車の居ない南関勢は別れての戦いになる、内林が自在脚を持つ渡会と連携するかが勝負処と成りそうである。 コメント或いは脚見せを見てから考えても良いだろう。
 並びは、伏見−岡部−渡邉、神山−會田−和泉田、渡会−内林−藤田、の三分戦を想定してみた。 結束の固いのは福島(伏見−岡部)と千葉(會田−和泉田)の両車であろう。先行は伏見1車となって番手の岡部が展開有利で優勝に一番近い位置にいると思われる。 すれば横の動きに慣れていない伏見番手の岡部の位置が狙われそうだ。狙うのは内林あたりかと考える。
 狙い目は、先行1車と読んで伏見から岡部の折り返し、神山と内林のヒモ付けであろう。

伏見=岡部(7=1)、伏見−神山(7-9)、伏見−内林(7-2)の4点で勝負する。


佐藤さん 共同通信社杯の予想

 あんだけ先行選手がいたのに、準決勝終ったら伏見一人になってしまった。太田も小嶋も調子が悪そうだったから、決勝に乗って来たら迷惑だったかもしれないが。 ただ稲村には残って欲しかった。阿佐田杯の完全優勝からここまで良い感じで来ていたのに・・・・
 ラインは ガッツ渡会-内林、伏見-岡部-渡辺-藤田、神山-会田-和泉田の3分線。けど、千葉勢(会田)はどっちに付くだろうか?  神山とは2度特別の決勝で2着に来た実績もある。しかし北日本との連携も崩したくないはず。 去年の競輪祭の準決勝で伏見と並んで2着に来たこともあるし、そもそも今大会準決勝で岡部に世話になってる。 だから 伏見-岡部-会田-和泉田 神山-渡辺-藤田 の並びも考えられる。会田と渡辺は競らないでしょう。南関同士競っても何の価値もない。 それよりも渡辺と藤田が別線の可能性はある。
 さて、今大会走りを見て調子が良さそうなのは伏見。競輪祭の決勝もそうだったけど先行に粘りが出てきたと思う。直線に入っても全くたれない足がついてきた。 伏見はいつかは特別を取るんじゃないか? 3連覇のかかる内林はガッツマン:渡会の後ろで何が出来よう。 昔の渡会みたいにガンガンに先行してくれればチャンスはあるもののラインも2車の今の渡会に先行はないと思う。 準決勝で内林は海田先行で稲村の捲りに乗って1着を取ったけど、伏見の先行に対して渡会の捲りからの強襲は考えにくい。 今回はちょっと避けておきます。それでも勝ったら今年で37歳の内林に敬意を表します。
 会田にしろ渡辺にしろ北日本にお世話になってる以上岡部には競れないんじゃないか? だから今回のポイントは伏見の逃げVS神山の捲りの図式が上がろう。岡部は昨年特別を取り1億円にもなったから今度は伏見に譲るのではないか?  そうすれば今後、岡部も競輪しやすいだろうよ。だから岡部は必死に伏見の先行を守りきると思う。勝者は伏見か、それを捲ってくる神山か渡会以外に考えられない。 さらに今の伏見を渡会が捲れるだろうか? 準決勝で太田・小嶋を相手に逃げ切った&渡会に捲らせなかった足はちょっとレベルが違う。渡会に勝機はないと見る。 伏見を岡部がしっかり守っての逃げ切りか神山の捲りで決着がつくでしょう。問題は神山が捲り決まった時の2着争い。 伏見の逃げ残りか? 岡部の番手捲りか? 会田のマークか? 渡辺の差しか? ということで

伏見-岡部 伏見=神山 神山-岡部 神山-会田 神山-渡辺 で勝負