競輪一発勝負



和歌山記念 前節 決勝 11R 2001年01月03日

  1前田拓也 大阪 71期差脚
  2伏見俊昭 福島 75期逃脚
3小倉竜二 徳島 77期自在
  4古閑良介 福岡 73期差脚
  5鈴木誠 千葉 55期差脚
 6渡邊秀明 神奈川68期差捲
7小野俊之 大分 77期逃捲
× 8加倉正義 福岡 68期差脚
  9大井啓世 奈良 58期差脚

上り調子BA@で伏見が、先行押し切りで記念優勝。

 周回は、小野−加倉−古閑、前田−大井−小倉、伏見−鈴木−渡邊、で赤板を向かえる。 伏見が上昇をすると、機関車の居ない地元地区の前田が飛びついて行く。小野も車を下げない。 伏見番手がイン小野、アウト鈴木となり3番手以下が混戦状態に縺れながら、打鐘を受けた。
 伏見は先行1車となって最終HSから発進すると、大井が追い上げて伏見マークはイン小野とアウト大井で並んだ。 小野が大井を裁いて番手を確保した。伏見−小野−大井−加倉の順となった。伏見マークの鈴木は敢えなく沈没してしまった。 小倉も最終BHから自力で捲り込んでいくが時既に遅しで不発に終わる。このまま最終4角を回り、伏見が後続を退けて21世紀初の記念優勝を征した。 番手を奪った小野が2着に流れ込む。

伏見−小野の車連(2-7)は1,660円、枠連(2-5)は680円で先行1車車券でした。



地元近畿勢に機関車が不在で、波乱要素がある。

 機関車は伏見と小野となって、市田が脱落した近畿勢にとっては苦しい展開に成りそうだ。 伏見には南関勢の鈴木と渡邊で東日本ラインを組む。小野には福岡の加倉と古閑で準決と同様に九州ラインが出きる。 市田を失った前田と大井の地元近畿勢、単騎になった小倉の動きがレースを作り上げよう。
 並びは、前田−大井、伏見−鈴木−渡邊、小野−加倉−古閑、小倉、と想定した。 前田と大井は前々から番手飛び付きを狙う、その時の先行は恐らく伏見と考える。小野も加倉が番手ならば先行もあろう。 其処に食らいつくのは小倉では無いだろうか。ゴール線は力と力になるか、動ける両車で決まる事も考えられる。 小倉が@@と勝ち上がって完全優勝をするほど出来が良い。前田の4番手からの1着も肯ける。捲りが冴える小野も今年は大いに狙いたい戦車だ。 番手の鈴木、加倉は今一つ伸びなかった、それは決勝戦に脚を貯める算段かも知れない。
 狙い目は、小倉から小野と加倉の折り返し、なんだか「小」と「倉」の語呂合わせで勝負する。

小倉=小野(3=7)、小倉=加倉(3=8)の4点で勝負する。