競輪一発勝負



平記念後節、岐阜記念前節


平記念 後節 準決 9R 99年12月19日

  1太田真一 埼玉 75期逃捲
  2三宅伸 岡山 64期逃捲
  3有坂直樹 秋田 64期自在
  4松江健一 静岡 72期差脚
  5斉藤正剛 北海道66期自在
 6片山弘城 大阪 75期自在
 7鈴木誠 千葉 55期差脚
  8阿部俊二 岩手 77期逃脚
  9西村正彦 高知 65期差脚

太田真一、内に包まれ捲り届かず4着となる。

 周回は、太田−鈴木−松江、三宅−西村−片山、阿部−有坂−齋藤、で赤板を通過する。 地元地区ラインの鉄砲玉阿部が上昇すると、太田も一旦は突っ張って踏み込むか思われたが下げていった。
 打鐘で、阿部−有坂−齋藤が主導権を握って、中団は三宅ラインと太田ラインで縺れた。太田はインコースなので下げて行くが、片山が外に残って併走になる。 此を叩くのに手間を焼いて、最終バックから捲り発進した。時既に遅しであった。太田の動きを見て、有坂が阿部を乗り捨てて踏み出す。
 ゴール線は、有坂、齋藤が地元地区でのワンツーを決め、三宅が3着に流れ込む。 太田は捲り不発になり4着惜敗になった。鈴木が太田マークを切り替えずに居たのが救いであったが、結果は共倒れで終わった。  太田が正攻法を取ったのだから、組立は早めに引いて、早めに巻き返して先行で良かったのである。 中団を意地で三宅と叩き合う事は避けるべきであった。

有坂−齋藤の車連(3-5)は2,100円、枠連(3-4)は1,500円で地元スジ車券でした。


岐阜記念 前節 特選 99年12月19日

  1齋藤秀昭 群馬 78期逃捲
  2山田裕仁 岐阜 61期逃捲
  3東出剛 千葉 54期差脚
  4小嶋敬二 石川 74期逃捲
  5堤洋 徳島 75期逃脚
 6茂木和臣 埼玉 63期差脚
 7山口幸二 岐阜 62期差脚
  8金田健一郎大阪 60期差脚
  9戸辺英雄 茨城 51期差脚

地元の山田が意地を見せて1着、齋藤が流れ込んだ。

 周回は、齋藤−戸辺−茂木、小嶋−山田−山口、堤−金田−東出、で周回を重ねる。 赤板手前で、堤ラインが上昇して主導権を握る。小嶋ラインが中団を奪い、齋藤ラインは7番手に引いた。
 堤−金田−東出、小嶋−山田−山口、齋藤−戸辺−茂木、と隊列が整う。 打鐘前に小嶋が堤と先行争いになり、3車づつの併走のまま最終HSを廻った。
 2角から齋藤が捲り発進すると、山田が併せて車を外に出す。山田の番手に齋藤が切り替えた具合になり。 山田と齋藤がゴール線を通過し、東出が内を掬って3着に入る。

山田−齋藤の車連(2-1)は4,330円、枠連(1-2)は2,420円で逃げ逃げ車券でした。