競輪一発勝負



広島記念 前節 決勝 99年12月12日

1和田誠吾 広島 55期差捲
2小林豊 広島 62期差脚
  3茂木和臣 埼玉 63期差脚
× 4古城英之 広島 78期逃捲
  5岩見潤 三重 71期自在
 6大久保義郎広島 57期差脚
7堤洋 徳島 75期逃脚
  8相原浩二 愛媛 60期差脚
  9藤田和彦 神奈川63期差脚

堤が広島勢を一気に捲り、番手の相原が記念初優勝。

 周回は、堤−相原−茂木、岩見−藤田、古城−和田−小林−大久保、の隊列で並んだ。 赤板で地元広島ラインの機関車古城が上昇する、中段に岩見と藤田が潜り込んで、堤は7番手に車を下げた。
 古城−和田−小林−大久保、岩見−藤田、堤−相原−茂木、と並びが揃って打鐘を聞いた。 古城は第2センターからピッチを上げていく、堤が内を付いて広島勢の後ろ5番手を岩見から奪い、最終HSを廻る。 2角から堤が捲り発進する、地元勢は何も抵抗が出来ない。堤がピッチを上げてい相原を連れて捲りきった。 和田は切り替えるが手遅れ、ゴール線は相原が堤を交わして四国ワンツーを決めた。 3着には中を割って強襲した小林が地元の意地を見せてくれた。

相原−堤の車連(8-7)は2,790円、枠連(5-6)は930円で四国スジ車券でした。



地元広島番組によって、選抜競争メンバーになった。

 広島勢が4車と見え見えになった。古城の先行に和田、小林、大久保で結束して優勝は地元から出るのだろうか。 堤に相原の四国勢も動きが鈍ろう。中部の岩見、関東の茂木、南関の藤田は一体全体どうすればいいのだろうか。
 並びは、古城−和田−小林−大久保、堤−相原−岩見−茂木−藤田、で落ち着きそうだ。 先行は古城であり、堤は頭狙いの捲り勝負、岩見に東日本勢が付けると面白くなる。 和田が展開的に一番恵まれ、もたもたしていると古城の押し切りもあるかも知れない。 堤の近況が今一つ物足りない。岩見となるとムラが多すぎる。茂木と藤田が連に絡んでも可笑しくないメンバーである。
 狙い目は、古城の逃げに乗る和田から小林の流れ込み、力を付けた先行古城の折り返し、堤の一発でどうだ。

和田−小林(1-2)、和田=古城(1=4)、和田−堤(1-7)の4点で勝負する。