競輪一発勝負



ふるさとダービー佐世保 準決 10R 99年12月04日

× 1小橋正義 岡山 59期差脚
  2伏見俊昭 福島 75期逃脚
3稲村成浩 群馬 69期自在
  4濱口高彰 岐阜 59期差脚
  5金川光浩 静岡 56期差脚
 6手嶋靖 千葉 67期自在
7香川雄介 香川 76期自在
8吉永好宏 広島 80期逃捲
9太田真一 埼玉 75期逃捲

太田真一、7番手からの捲りが一気に決まった。

 周回は、太田−稲村−濱口、伏見−金川−手嶋、吉永−小橋−香川、で綺麗な三分戦になった。 赤板手前で吉永ラインが踏み上げて、先頭に出ていくと伏見ラインも切り替えて中段を太田ラインと奪うようになる。 太田は素直に車を引いて7番手からの展開になった。  最終HSは、吉永−小橋−香川、伏見−金川−手嶋、太田−稲村−濱口、の一列棒状で吉永の気っ風の良い先行を感じる。 2角から伏見が捲り発進するが、3番手の香川が先捲りを打つ。隊列が短くなった処を3角から太田が稲村と濱口を連れて、鮮やかに前団を一飲みで捲りきった。 ラインで123を独占し、力の違いを見せつけてくれた。

太田−稲村の車連(9-3)は460円、枠連(3-6)は210円でスジ車券でした。



格上の75期太田真一に80期吉永が挑戦、伏見も好調のようだ。

 関東勢は太田に稲村で位置のない濱口が3番手、北日本の伏見には南関勢の金川と手嶋、中四国勢は吉永に小橋と香川、の綺麗な三分戦模様である。 佐世保バンクに風が舞っているようである。吉岡は早くも二次予選で退敗してしまい九州勢が不在の番組になった。
 並びは、吉永−小橋−香川、太田−稲村−濱口、伏見−金川−手嶋、と想定したい。 先行したいのは吉永である。太田は流れに任せて先行でも良いし、中段を奪っての捲り、伏見ラインに乗って直線に賭ける。 太田が一枚も二枚も上であろう。
 狙い目は、太田から稲村の折り返し、縺れると前団の小橋から逃げ残り吉永と香川の突抜が面白そうだ。

太田=稲村(9=3)、小橋−吉永(1-8)、小橋−香川(1-7)の4点で勝負する。