競輪一発勝負



小倉競輪祭 競輪王 特選 10R 99年11月20日

× 1山田裕仁 岐阜 61期逃捲
2児玉広志 香川 66期差捲
3金古将人 福島 67期逃捲
  4堤洋 徳島 75期逃脚
  5佐々木龍也神奈川57期差脚
 6小川巧 岡山 57期差脚
 7加倉正義 福岡 68期差脚
  8中塚記生 熊本 63期差脚
9鈴木誠 千葉 55期差脚

捲る金古に乗った鈴木が1着、児玉は撃沈。

 堤−児玉−小川を山田−加倉−中塚が抑えて、金古−鈴木−佐々木が続くが、赤板の2角で堤が巻き返す。 2角から金古が仕掛けると、3角で児玉が番手捲りで応戦するが、出切った金古を鈴木がかわした。(夕刊デイリー)

鈴木−金古の車連(9-3)は720円、枠連(3-6)は320円でスジ車券でした。



堤が先行で番手児玉に勝利の女神が微笑む。

 先行タイプは堤、金古、山田の3車である。堤には児玉と小川で中四国ラインが出来そうである。 金古には南関の鈴木と佐々木で東日本ラインを作る。山田には機関車のいない加倉と中塚がマーク宣言だろう。
 並びは、堤−児玉−小川、金古−鈴木−佐々木、山田−加倉−中塚、と想定した。 先行は結束の固い四国勢の堤と考えた、児玉が番手をキープして後方の捲り山田と金古に併せて直線抜け出しそうである。 近況は金古で間違いなさそうである、まして番手に鈴木と佐々木がマークすれば山田を押さえての先捲りで決めよう。 山田はマークが地元九州勢となり、前回優勝者加倉の運が蘇るのだろうか。
 狙い目は、先行の堤番手の児玉から近況著しい金古の折り返し、山田の捲りと鈴木の中割?強襲をヒモ付けしてみたい。

児玉=金古(2=3)、児玉−山田(2-1)、児玉−鈴木(2-9)の4点で勝負する。


小倉競輪祭 競輪王 特選 11R 99年11月20日

  1神山雄一郎栃木 61期逃捲
  2高木隆弘 神奈川64期差捲
3小嶋敬二 石川 74期逃捲
4前田拓也 大阪 71期差脚
  5稲村成浩 群馬 69期自在
 6笹川竜治 新潟 71期自在
 7三宅伸 岡山 64期逃捲
  8新田康仁 静岡 74期逃脚
× 9小倉竜二 徳島 77期自在

稲村を乗り逃げて、神山の捲りが決まる。

 正攻法の新田−高木−三宅がそのまま主導権。続いた小嶋−前田−小倉を稲村−神山−笹川が降ろすと小倉が切り替え、前田がインを突く。 ホームで稲村が上昇し、バックで神山が捲る。外に持ち出した高木が2着。(夕刊デイリー)

神山−高木の車連(1-2)は1,640円、枠連(1-2)は930円で白黒車券でした。



神山を封じるには、先行日本一の小嶋が復活する。

 神山が登場で、前回の花月園ABEと未勝利のまま終わったのが近況戦力であろう。 特別に賭けて「グランプリ出場」を目指す小嶋の息づかいが聞こえる。小嶋も今一つ運の悪い処があり、厄払いと行きたい。 関東勢は稲村には笹川であるが、神山が位置に拘ると並びも変わりそうである。南関勢は高木は新田に前を任せての競争になろう。 地域的に小嶋の番手に恵まれたのは前田である。小倉と三宅は空いているラインを追走して、切り替え前々で勝負すると考えた。
 並びは、小嶋−前田−三宅、新田−高木、稲村−笹川−神山−小倉、と考えているがどうだろうか。 小嶋が本気で先行しそうである。高木が新田を誘導して中段を奪い、神山は最悪の後方に置かれてしまいそうである。 神山の動きを見物する競争、小嶋の調整を伺う競争、小倉の動きを見る競争、なので狙いが定まらない。
 一応の狙い目は、小嶋と前田の折り返し、小倉の一発で前にいる小嶋と前田のヒモ付けで様子見だ。

小嶋=前田(3=4)、小倉−小嶋(9-3)、小倉−前田(9-4)の4点で勝負する。


小倉競輪祭 競輪王 特選 12R 99年11月20日

1東出剛 千葉 54期差脚
  2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  3内林久徳 滋賀 62期差捲
  4馬渕紀明 愛知 68期逃捲
5小橋正義 岡山 59期差脚
 6伊藤保文 京都 71期自在
7太田真一 埼玉 75期逃捲
× 8出口眞浩 神奈川63期差捲
9紫原政文 福岡 61期自在

太田真一の逃げ切り、ラインで123独占。

 小橋を馬渕−内林−伊藤が抑えて、ジャンの3角で太田−東出−出口がたたくと、4番手に吉岡−紫原が追い上げる。 バックから吉岡が捲るが不発。太田が東出を振りきる。(夕刊デイリー)

太田−東出の車連(7-1)は1,800円、枠連(1-5)は640円でスジ車券でした。



先行一本の太田真一から南関勢のラインで頂だ。

 自在タイプは太田、吉岡、馬渕、と三分戦模様である。太田には東出と出口の南関勢で勝ち上がりを狙う。 吉岡には同県の紫原に小橋が3番手でラインを固める。中部近畿勢は馬渕に内林と伊藤で並びそうである。
 並びは、太田−東出−出口、馬渕−内林−伊藤、吉岡−紫原−小橋、と想定した。 先行は太田真一が有力である、馬渕との先行争いも世界戦で鍛えた実力が火を噴こう。 前段を縺れさせて、一気に捲りを決めたいと祈るのが地元吉岡である。
 狙い目は、先行太田から番手東出の折り返し、東出と出口の突き抜けを本線にする。 地元バンクの吉岡の先行で動ける紫原から小橋のズブズブが前回決勝戦の記憶から車券的に面白そうだ。

太田=東出(7=1)、東出−出口(1-8)、紫原−小橋(9-5)の4点で勝負する。