競輪一発勝負



一宮記念 前節 決勝 99年11月07日

× 1佐々木龍也神奈川57期差脚
  2山口幸二 岐阜 62期差脚
  3梶應弘樹 愛媛 57期差脚
  4小川巧 岡山 57期差脚
5松井一良 青森 61期差脚
 6古城英之 広島 78期逃捲
 7渡邊泰夫 大阪 62期差脚
8有坂直樹 秋田 64期自在
  9馬渕紀明 愛知 68期逃捲

馬渕の捲りが不発、古城の先行で小川が優勝。

 周回は、馬渕−山口−渡邊、有坂−松井、古城−小川−梶應−佐々木、で赤板を回る。 有坂が古城の動きを見ながら上昇して先頭に出る、古城も慌てずに有坂と並ぶと打鐘、馬渕ラインは7番手まで車を下げた。
 有坂−松井は古城の番手を奪う作戦だ、古城が巧く外を使って小川を引き連れていく。有坂は番手を奪うことが出来ずに4番手佐々木と併走の意気地なしになった。 最終2角から馬渕が捲り発進するが、古城の掛かりが良く、捕らえる事が出来ないで最終センターで沈没した。 直線は番手の小川が古城を交わしてワンツーを決めた。期待の有坂はインから3着であった。

小川−古城の車連(4-6)は4,280円、枠連(4-5)1,880円でスジ車券でした。


東日本勢に機関車が不在で、ライン分断の混戦模様。

 機動型が馬渕と古城の2車になり、東日本勢は馬が不在で苦しい展開が予想される。 馬渕には山口が指定席に入り、近畿の渡邊が3番手でラインを固める。古城には小川がマークして四国の梶應が3番手で直線に賭ける。 佐々木と北日本勢の有坂と松井の位置は前々の切り替えだろう、混戦になると有坂の自力一発が有りそうだ。
 並びは、馬渕−山口−渡邊、佐々木、有坂−松井、古城−小川−梶應、と想定した。 先行は古城で、早めに馬渕が押さえて、有坂が捲りで完全優勝。競輪は先行の番手が有利であり、古城番手の小川と馬渕番手の山口が欲を出さずに力を貯めれば優勝しよう。
 狙い目は、今開催@@で勝ち上がったS2班有坂の体調から優勝するチャンスがあろう。 スジで松井との折り返し、佐々木の切り替えでの折り返し。西日本勢が前段で縺れると読んだ、すんなり馬渕が逃げてしまうと山口の優勝が本命であろう。

有坂=松井(8=5)、有坂=佐々木(8=1)の4点で勝負する。