競輪一発勝負



ふるさとダービー伊東 11R 決勝 99年10月31日

  1三宅伸 岡山 64期逃捲
2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
3高木隆弘 神奈川64期差捲
  4本田晴美 岡山 51期自在
5山田裕仁 岐阜 61期逃捲
 6大澤嘉文 静岡 57期差脚
×7齋藤登志信山形 80期逃捲
  8阿部康雄 新潟 68期差捲
9鈴木誠 千葉 55期差脚

先行ライン3番手の鈴木が中割強襲で優勝した。

 周回は、吉岡−三宅−本田、山田−(大澤、阿部)、齋藤−高木−鈴木、で青板を通過した。 第2センターから7番手の齋藤がダッシュして上昇、赤板で吉岡を押さえて先頭に出る。 吉岡は引いていかないで中段が縺れるようになって打鐘を向かえた。
 齋藤−高木−鈴木−(イン吉岡−三宅−本田、アウト山田−阿部、大澤)となって、先行車の齋藤に有利な展開になった。 鐘が響き渡り、山田が吉岡をインに封じ込め、大澤は鈴木マークに切り替えた。
 最終HSは、齋藤−高木−鈴木−大澤−山田−阿部、車間が空いて、吉岡−三宅−本田、の一列棒状で第1センターを通過する。 山田が最終2角から捲り発進するが、齋藤の掛かりが良い、吉岡は踏み遅れて圏外に陥った。 直線に向くと、鈴木が齋藤と高木の中を割って、貯めた脚で鋭く伸びて優勝を飾った。 2着には齋藤が逃げ粘り、高木は齋藤も交わせずに「恥じ入りのハコ3」に沈んで、車券も消えた。

鈴木−齋藤の車連(9-7)は4,830円、枠連(5-6)は1,940円でハコ三車券でした。



吉岡の完全優勝を阻止する、伏せ兵はいるのだろうか。

 今開催は話題は吉岡の仕上がりであろう、伏せ兵の児玉、小倉、東出が準決で失敗した。 今の仕上がりなら吉岡オッズが見られるかも知れない。南関勢の高木も齋藤を使えるが、地元静岡の大澤も意地を張る。 岡山コンビの三宅と本田での結束が見たい。位置のない阿部は、大澤は高木−鈴木の後ろより空いている山田の番手勝負も有り得よう。
 並びは、齋藤−高木−鈴木、吉岡−本田−三宅、山田−大澤−阿部、と考えたが脚見せで判断したい。 先行は齋藤であろう、高木が展開有利と考える。吉岡の捲り3連勝で仕上がって来ている。山田もここ一番で何をしでかすか解らないぞ。 山田に地元大澤がマークするならば、山田が先行すれば芽がでよう、捲りなら千切れる恐れもある。
 狙い目は、齋藤の先行に乗る高木を本命、準決同様にズブズブで鈴木へ、齋藤の逃げ残りに注意したい。 吉岡と山田は頭狙いで挑んでくるので、両者の折り返しが筋違いで妙味がでよう。

高木−鈴木(3-9)、高木−齋藤(3-7)、吉岡=山田(2=5)の4点で勝負する。



山口@富山さんの予想

 昨日の吉岡は本日スポニチで井上茂徳がいってたように、近年では一番調子がいいとみました。 本日は、高木の失格覚悟の仕事さえなけらばほぼ頭鉄板と思います。
 吉岡−三宅−本田、斉藤−高木−鈴木、山田−大澤
                     (阿部)
で斉藤は先行阿部は吉岡の番手もあるので、吉岡の捲くりが決まったときは、吉岡−本田を本線にして、山田=吉岡で勝負します。 一応、昨日の気配では先行もありそうなので押さえで三宅=本田を少々。吉岡が完全復活に向けて走ります。