競輪一発勝負



玉野記念 前節 準決 9R 99年08月22日

  1渡会宏和 愛知 65期自在
  2岡崎孝士 熊本 77期逃捲
3太田真一 埼玉 75期逃捲
4近藤修康 岡山 67期自在
× 5平田崇昭 福岡 55期差脚
 6野本順三 高知 58期差脚
7鈴木誠 千葉 55期差脚
8郡英治 広島 68期差脚
  9水島章 大阪 57期差脚

渡会の車両故障で、太田の捲り不発。

 最終HSは、岡崎−平田、渡会−水島、近藤−郡、太田−鈴木−野本、の順で通過した。岡崎の先行で、太田は後方からの捲り勝負となった。 1角から太田が発進すると、3番手から渡会も車を外に出して捲って行くが、なんと車体故障で動きが止まった。 太田は前が塞がれて、大外へ車を出して、沈没してしまった。
 ゴール線は平田と水島が岡崎を捕らえたが、内から鈴木も伸びて横一戦の勝負となった。 平田が失格になり、水島と岡崎の3万車券を太田と鈴木で供給してしまった。3着は鈴木と郡の同着。
 太田は先行出来なかったのであろうか、なかなか先行もさせていただけないのであろう。 車両故障の渡会の影響でゴール線の勝負まで持って行って5着は仕方ないだろう。

水島−岡崎の車連(9-2)は35,060円、枠連(2-6)は8,400円で3万車券でした



太田と岡崎の主導権争い、地元近藤の一発。

 先行は太田と岡崎の2車である。地元中国四国勢はヨーロッパになって、4近藤6野本8郡の3車で波乱を呼ぶのだろうか。 太田は鈴木と組んで勝ち上がりを狙う。岡崎には平田が指定席である。捲り渡会には中部近畿で水島がマークする。 さてさて、地元近藤は自力なのか。
 並びは、岡崎−平田、近藤−郡−野本、太田−鈴木、渡会−水島、と想定した。太田ラインの3番手に渡会が位置取る。 近藤は九州勢の3番手から発進だろう。岡崎と太田で主導権争いは無いと思う、ただ先手を取ったラインに切り替えられると最後方8番手からの捲りは風向きが悪い。 基本的には先行するラインが狙い目であろう。初日の太田の先行を見て、調子は悪く無いと思う。
 狙い目は、太田から番手鈴木との折り返しを本線にする。太田が捲って、岡崎の番手平田の前残り。 岡崎が先行して、太田が8番手に置かれたときの、中段からの地元近藤の根性の捲り追い込みに郡が流れ込む。 太田が先行して、渡会の捲りを鈴木が仕留めて、水島が空いたコースを強襲すると太田−水島が出来上がった。

太田=鈴木(3=7)、太田−平田(3-5)、近藤−郡(4-8)の4点で勝負する。