競輪一発勝負



小田原記念 前節 準決 9R 99年08月12日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
× 2出口眞浩 神奈川63期差捲
  3桜井健 徳島 71期逃脚
  4萩原操 三重 51期差脚
5阿部康雄 新潟 68期差捲
 6旭健太郎 神奈川73期逃捲
 7馬場圭一 香川 45期差脚
  8大橋徹 栃木 72期差捲
  9小林裕司 千葉 71期逃捲

太田真一が先行して、関東勢3車が決勝戦へ。

 周回は、萩原−馬場、太田−阿部−大橋、桜井、小林−出口−旭、と並んだ。萩原−馬場が前受け状態で6番手桜井の後ろに車を下げ差せてもらえない、桜井も前受けを嫌った。 赤板手前で、太田−阿部−大橋が上昇して前受けの萩原−馬場を押さえると、小林が中段を狙い萩原と競る状態になった。桜井はラインが出来ずに最後方の9番手に置かれた。
 太田−阿部−大橋−(イン萩原、アウト小林)−出口−旭−馬場−桜井、で打鐘を向かえてピッチが太田ペースになる。 前段はそのままで最終HSを回る。2角から小林が捲り発進するが、阿部の巧みなブロックで沈没し、太田を守る番手師阿部になった。 そのまま太田が押し切るかに見えたが、阿部が太田を交わして1着、太田が残って2着、大橋が流れ込んで3着になった。 見事なペース駆けとチームワークで関東3車が決勝に勝ち上がった。太田の見応えのある先行であった。

阿部−太田の車連(5-1)は990円、枠連(1-4)は270円でスジ車券でした。



太田真一の先行破壊力に期待するぞ。

 関東3車、南関3車、遠征3車、と綺麗に隊列は別れそうである。 関東勢は太田に阿部と大橋が隊列を作る。南関勢は前後が微妙であるが小林に出口がマークするので旭は3番手あたりか。 遠征勢は桜井に馬場と荻原でラインを組む。
 並びは、太田−阿部−大橋、小林−出口−旭、桜井−馬場−萩原、と想定してみた。南関の前後が解らない。 特選の桜井が高回転で吉岡を振りきった先行は見事だった。ここも太田との主導権争いならば馬場を連れて先行も有る。 太田も前日の失敗は許されないので、自力先行一本で勝ち上がって来るだろう。南関の旭では力不足、怖いのは小林の大ギヤの一発大駆けでる。
 狙い目は、太田から番手阿部の折り返し、地元出口との裏表で決めて貰いたい。

太田=阿部(1=5)、太田=出口(1=2)の4点で勝負する。