競輪一発勝負



松戸記念 前節 特選 99年08月08日

  1小嶋敬二 石川 74期逃捲
  2十文字貴信茨城 75期逃捲
3東出剛 千葉 54期差脚
4加倉正義 福岡 68期差脚
× 5滝澤正光 千葉 43期自在
6伏見俊昭 福島 75期逃脚
 7山口富生 岐阜 68期差脚
8横田努 熊本 69期逃捲
  9後閑信一 群馬 65期差捲

めまぐるしい33バンクの展開を中部コンビで決めた。

 周回は、小嶋−山口、伏見−東出−滝澤、十文字−後閑、横田−加倉、で青板を通過する。 早くも横田と加倉が上昇すると、十文字と後閑も切り替えるが、小嶋が突っ張り先行になる。
 小嶋−山口−横田−加倉−伏見−東出−滝澤を十文字−後閑が叩いて出た、これは予想外である。十文字が先行する根性があったのだ。 地元勢がマークする同期の伏見には負けられない気負いがあった。
 結果は十文字−後閑を小嶋−山口で捲り切り、ゴール線で山口が小嶋を交わして中部連携を決めた。 十文字くんの根性の入った主導権争いは見応えがあった。伏見は競争を捨てて、東出と滝澤の千葉勢に合わせる顔が無いだろう。

山口−小嶋の車連(7-1)は1,340円、枠連(1-5)は470円でスジ車券でした。



伏見を利す千葉両車の東出と滝澤に期待したい。

 地元千葉勢は伏見を機関車にして東出と滝澤でラインを結成する。対抗するのは、関東勢の十文字と後閑、中部勢も小嶋の番手に山口、九州勢が横田に加倉のニコニコになった。 松戸33バンクで細切れライン戦になるろだろうか。大垣「全日本選抜」一次予選で帰った後閑と加倉の調子は下か、決勝に勝ち上がった十文字に山口が登り調子なのか。
 並びは、伏見−東出−滝澤、十文字−後閑、小嶋−山口、横田−加倉、と想定した。まず十文字の先行は無いだろう。 横田の番手が加倉では近況物足りないだろう。小嶋も先行より中部2番手周りが多くなっているようだ。どうしても此処は地元千葉勢の機関車になる伏見の先行だろう。 3番手の滝澤がキッチリと後続の捲りをブロックする姿が目に見える。
 狙い目は、地元ラインで東出から伏見の折り返し、突抜の滝澤。人気薄の九州は横田の一発でマーク加倉のスジで決めたい。

東出=伏見(3=6)、東出−滝澤(3-5)、横田−加倉(8-4)の4点で勝負する。