競輪一発勝負
大垣「全日本選抜」 6R 特般 99年08月01日
注 | 1 | 小川圭二 | 徳島 | 68期 | 差捲 |
× | 2 | 黒田義高 | 長崎 | 56期 | 差脚 |
◎ | 3 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 4 | 守田秀昭 | 熊本 | 67期 | 差脚 |
| 5 | 阿部康雄 | 新潟 | 68期 | 差捲 |
| 6 | 中澤央治 | 大阪 | 59期 | 差脚 |
○ | 7 | 戸辺英雄 | 茨城 | 51期 | 差脚 |
| 8 | 渡邊秀明 | 神奈川 | 68期 | 差捲 |
| 9 | 北川智博 | 滋賀 | 61期 | 自在 |
負けられぬ負け戦、太田の先行一車で押し切った。
周回は、北川−中澤−小川−黒田−守田、太田−戸辺−阿部−渡邊、で赤板を通過する。
1角から太田がゆっくりと余裕を持って上昇していく、黒田も絡んでくるが無理はしない。
太田が先頭に出ると北川がインで粘る。
太田の番手が(イン北川−中澤−黒田、アウト戸辺−阿部−渡邊で併走)、守田−小川、となって打鐘になった。
太田は後方を見ながら踏み込むタイミングを計っている、初日の失敗を繰り返さないぞ。
渡邊が追い上げて、太田の番手が(イン中澤、戸辺、アウト渡邊の三つ巴)になった。
番手師戸辺が落ち着いて外からインの北沢を裁くと内からアウト渡邊を見事にたたき込んだ。
久しぶりに戸辺の根性と意地の競争を見た。太田はマイペースで風を受け止める。
最終バックは、太田−戸辺−渡邊、と流れていき、ゴール線もこのままで太田が先行で押し切った。
太田−戸辺の車連(3-7)は270円、枠連(3-5)は200円で太田鉄板車券でした。
風に乗って先行する、太田真一負けるな。
東日本勢は太田に番手に戸辺で3番手は阿部になろう。渡邉がどう動くかであるが、関東ラインを追走しそうである。
西日本勢は北川に中澤の近畿勢、四国の小川、黒田と守田の九州勢で道中は並びそうである。太田の先行1車で番手が奪い合いになりそうである。
並びは、太田−戸辺−阿部−渡邉、北川−中澤、小川−黒田−守田、と想定したが西日本勢は自由練習を見てみたい。
太田真一は一次予選で風に逆らって仕舞い、まさかの4着大敗でした。マーク高橋と切り替えた郡山のも直線交わされたような悪夢は忘れたい。
最終日までキッチリと戦ってくれることを信じたい。
狙い目は、太田からマーク巧者戸辺の折り返しを本戦にして、不気味な黒田と小川に流し込めば充分であろう。
太田=戸辺(3=7)、太田−黒田(3-2)、太田−小川(3-1)の4点で勝負する。
大垣「全日本選抜」12R スタールビー賞 99年08月01日
◎ | 1 | 吉岡稔真 | 福岡 | 65期 | 逃捲 |
| 2 | 金田健一郎 | 大阪 | 60期 | 差捲 |
× | 3 | 児玉広志 | 香川 | 66期 | 差捲 |
| 4 | 梶應弘樹 | 愛媛 | 57期 | 差脚 |
| 5 | 十文字貴信 | 茨城 | 75期 | 逃捲 |
△ | 6 | 伊藤保文 | 京都 | 71期 | 自在 |
○ | 7 | 小橋正義 | 岡山 | 59期 | 差脚 |
▲ | 8 | 金子真也 | 群馬 | 69期 | 逃捲 |
| 9 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
小嶋のカマシ先行を利した金田が1着、吉岡は3番手に食らいつて3着。
周回は、吉岡−小橋、小嶋−金田−伊藤、十文字−金子−児玉−梶應、で折り合った。
赤板を回って十文字−金子−児玉−梶應が前段を押さえた。吉岡は打鐘で内から抜け出すが、小嶋−金田が一気のカマシ先行で主導権を奪う。
吉岡は3番手に飛びついて、金田が小嶋を交わし1着になった。吉岡はそのまま3着。十文字の動きが無く、児玉の読みも衰えた。
金田−小嶋の車連(2-9)は2,500円、枠連(2-6)は980円でスジ車券でした。
関東の十文字と金子が混戦に導くだろう。
東日本勢はなんと期待していた選手が脱落して、十文字と金子と寂しい限りである。
地元岐阜勢も不在で、中部地区では小嶋1車となってしまった。此処に四国の児玉と梶應がキッチリとマークするのであろう。
近畿勢は伊藤に金田でラインを組むだろう。吉岡には小橋が番手回りになる。勝ち上がりに妙味が無いので思い切った競争を期待したい。
並びは、吉岡−小橋、十文字−金子、小嶋−児玉−梶應、伊藤−金田、と想定してみた。
小嶋が先行して脚を試すのでは無いだろうか。吉岡はあまり無理をしないで準決に繋げていくだろう。
この先行車の番手に吉岡が児玉封じの策を企てよう。まさかのイン粘りの挑戦もあったりして、共倒れも有り得る。
台風の目になりそうなのが、初日動きの良かった十文字と伊藤だろう。児玉の奇襲戦法もあろうが、無理は出来ないし、目標は優勝である。
中段3、4番手を誰が回るかであろう。前回は吉岡−加倉の3番手市田が児玉を連れて捲りきったスジ車券であり、小嶋ラインの後位に吉岡ラインが割り込んで来る。
狙い目は、吉岡と小橋の折り返しを本線にして、動きの冴えた伊藤と金子から児玉のヒモ付けが妙味ありそうだ。
吉岡=小橋(1=7)、伊藤−児玉(6-3)、金子−児玉(8-3)の4点で勝負する。