競輪一発勝負
福井記念後節、小松島記念後節
福井記念 後節 決勝 99年07月23日
| 1 | 野原哲也 | 福井 | 51期 | 差脚 |
| 2 | 後閑信一 | 群馬 | 65期 | 差捲 |
| 3 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 逃捲 |
| 4 | 三和英樹 | 滋賀 | 69期 | 逃捲 |
| 5 | 滝澤正光 | 千葉 | 43期 | 自在 |
| 6 | 岡田茂人 | 愛知 | 53期 | 差捲 |
| 7 | 神開将暢 | 福岡 | 69期 | 差脚 |
| 8 | 恩田繁雄 | 東京 | 41期 | 差脚 |
| 9 | 渡邊泰夫 | 大阪 | 62期 | 差脚 |
岡田の奇襲じゃんカマシを、三宅が捕らえて優勝。
初日の特選2車、選抜5車、予選2車が勝ち上がり燻し銀の決勝戦になった。
周回は、三宅−神開−岡田、三和−野原−渡邉、後閑−恩田−滝澤、の三分戦になって赤板を通過する。
後閑が外バンクを使って上昇すると、スプリント状態となって誰も行かない、行けない。
なんとなんと3番手の岡田がじゃんカマシで踏み込んだ、三宅と神開を捕らえて先行体勢を維持して加速する。
岡田、三宅−神開、滝澤−後閑−恩田、三和−野原−渡邉、の車間が途切れながらの一列棒状で最終ホームを回った。
3番手神開に4番手滝澤が付いていけずに後続とスッポリと大きな車間が空いてしまった。
三宅が3角捲りで岡田を捕らえて、ゴール線はマーク神開と一騎打ちになったが、三宅が優勝を決めた。
優勝した三宅は「小さな魂の隠ったガッツポーズ」をして微笑み、バンクに印象を残した。
三宅−神開の車連(3-7)は1,560円、枠連(3-5)は1,010円で西京スジ車券でした。
小松島記念 後節 決勝 99年07月23日
| 1 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
| 2 | 本田晴美 | 岡山 | 51期 | 自在 |
| 3 | 香川雄介 | 香川 | 76期 | 自在 |
| 4 | 川口秀人 | 徳島 | 57期 | 差脚 |
| 5 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
| 6 | 小原則夫 | 青森 | 57期 | 自在 |
| 7 | 堤洋 | 徳島 | 75期 | 逃脚 |
| 8 | 室井健一 | 徳島 | 69期 | 差捲 |
| 9 | 佐々木昭彦 | 佐賀 | 43期 | 差脚 |
小嶋の番手争いで4車が落車、貫禄の東出が優勝。
地元徳島勢が活躍して、3車が決勝に勝ち上がった。どんな作戦で堤が小嶋を封じるかが勝負であろう。
周回は、小嶋−佐々木−香川、堤−川口−室井、後閑−恩田−滝澤、の三分戦になって赤板を回る。
香川が自由練習通りに小嶋の番手を伺いに行く、その外を堤が川口と室井を連れて上昇する。さらに外バンクを使いながら小嶋の番手を東出が狙っている。
スプリント状態になって、全車が小嶋の動きを伺っている様だ。
堤−川口−室井−本田−(東出−小原、小嶋−香川、佐々木)となって打鐘になった。
小嶋が発進すると東出が巧みに番手を奪う、其処に絡み込んだ香川、佐々木、室井、本田の4車が落車してしまった。
堤−川口−小嶋−東出−小原の順で最終ホームを通過していった。小嶋が最終バックから捲るが川口にブロックされて沈没した。
空いた内を東出がスルスルと追い込んで優勝を浚った。小原が中を割って強襲の2着、結果は東日本勢のワンツーになった。
競輪競争で大量落車があっても、強い選手が優勝する。四国4車で連係していれば、小嶋を仕留めて徳島勢が優勝できたのではないだろうか。
東出−小原の車連(1-6)は4,400円、枠連(1-5)は1,630円で東日本スジ車券でした。