競輪一発勝負
福井記念 前節 特選 99年07月11日
× | 1 | 稲村成浩 | 群馬 | 69期 | 自在 |
| 2 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
△ | 3 | 渡邉晴智 | 静岡 | 73期 | 差捲 |
○ | 4 | 佐々木昭彦 | 佐賀 | 43期 | 差脚 |
◎ | 5 | 本田博 | 鹿児島 | 67期 | 逃捲 |
| 6 | 桜井健 | 徳島 | 71期 | 逃脚 |
| 7 | 山口幸二 | 岐阜 | 62期 | 差脚 |
▲ | 8 | 高谷雅彦 | 青森 | 67期 | 逃捲 |
| 9 | 金田健一郎 | 大阪 | 60期 | 差脚 |
高谷の先行を利した晴智が楽勝、切り替えた佐々木で万車券。
周回は、本田−佐々木、高谷−渡邉−稲村、桜井、小嶋−山口−金田、で並んだ。高谷の番手は渡邉で稲村は3番手になった。桜井も自力含みで単騎となる位置取りである。
赤板手前で、小嶋が先ず動いて行くと、桜井も動く、中段の高谷も動く、みんな先へ先へと我慢できない。
2角で小嶋が先頭に出ると、高谷ラインが此を一気に押さえて打鐘になった。小嶋は引いて4番手、桜井が内を掬って上昇する。後方の本田が佐々木を連れて巻き返す。
最終ホームは、高谷−渡邉−稲村−(イン桜井−小嶋、アウト本田−佐々木)−山口−金田、で通過する。
最終バックから4番手を取りきった本田が捲り発進するが、渡邉が本田をブロックして沈める。本田マークの佐々木が巧みに渡邉マークに切り替えた。
直線勝負となって、渡邉が高谷を交わして1着、佐々木が2着に流れ込む、高谷は3着に逃げ残った。
小嶋は消極的に頭狙いの捲り勝負だったのであろうか、持ち味を出せないで終わった。桜井の動きも良かったが、四国児玉戦法が伝授されたようだ。
稲村は疲れがあったのであろうか、戦う気力を失っていたのが残念である。
渡邉−佐々木の車連(3-4)は15,690円、枠連(3-4)は2,200円で番手番手車券でした。
寛仁親王稗2勝の本田と桜井の動向に注目したい。
稲村、小嶋、本田、桜井、高谷、と動けるメンバーになって並びは流動的になりそうである。
東日本勢は高谷に稲村と渡邉の3車で結束するのか。中部勢は小嶋に山口で金田が地域的に3番手だろうか。
九州勢は本田に佐々木で結束するだろう。
並びは、高谷−稲村−渡邉、小嶋−山口−金田、本田−佐々木−桜井、と地域優先で考えた。
前回の前橋組で2勝を上げている本田と桜井が好調を維持しているだろう、決勝進出は地元稲村だけである。
先行するのは小嶋ではないだろうか、小嶋は北陸地区という地の利が生かせて、番手に山口が仕事師として先行しそうだ。
それを本田と佐々木の九州勢が捲る展開を考えた。
稲村は地元前橋を最高潮に仕上げて、疲れが心配である。近況(前橋二次大敗)の高谷を使うと力余してしまうかも知れない。
しかし積極的に仕掛けると期待したい。
狙い目は、気楽な九州ラインの本田と佐々木の折り返しに妙味を感じた。前橋の余力で稲村から高谷と渡邉あたりか。
特選シードなので、小嶋と山口を切り捨てた。
本田=佐々木(5=4)、稲村−高谷(1-8)、稲村−渡邉(1-3)の4点で勝負する。
yoshikawaさんの予想
今回の福井記念、初日特選に福井の選手が乗っていない。
こんな事は、自分の知っている範囲では初めてである。昨年、その名を轟かせた市田は選抜スタート。
病気の影響が大きすぎて最近まともな競争をしていない。地元ファンとしては、なんとか少しでも早く復活して、強い市田の姿を見せてほしい。
頑張れ市田!!
11R特選の予想だが、メンバーを見た感じ、普通に考えると小嶋と山口の折り返し(2=7)だけでOKみたいだけど、それでは面白くない。
周回予想は、小嶋−山口−金田、高谷−渡邊−稲村、本田−佐々木−桜井。先行は小島?、チョット怪しい気がする。自分は本田の先行に期待する。
それを捲るのが高谷、ギア倍3,64が光っている。しかし、それをキッチリ差し込むのが渡邊と稲村の両者。
穴は逃げる本田の3番手の桜井。高谷に合わせて捲ればズバリ決まるかも、これは頭から万シューだ!
狙い目は、渡邊=稲村(3=1)、保険で小嶋=山口(2=7)、穴目で桜井−渡邊(6−3)、桜井−稲村(6−1)、桜井−小嶋(6−2)、以上の7点。
おすすめ車券は桜井の頭。できれば総流しで買いだ!
渡邊=稲村(3=1)、保険で小嶋=山口(2=7)、穴目で桜井-渡邊(6-3)、桜井-稲村(6-1)、桜井-小嶋(6-2)、以上の7点。