競輪一発勝負



富山記念 後節 決勝 99年06月28日

1山口幸二 岐阜 62期差脚
2神山雄一郎栃木 61期逃捲
× 3小嶋敬二 石川 74期逃捲
  4萩原操 三重 51期差脚
  5菊池仁志 愛媛 47期差脚
 6疋田敏 愛知 59期差脚
 7川越義朗 神奈川61期差捲
  8志智俊夫 岐阜 70期逃捲
9松岡彰洋 三重 69期逃捲

小嶋が捲りで優勝、マーク山口で中部勢のワンツー。

 神山はなんとなく2日目から重そうでした。決勝戦は中3日で寛仁親王牌があるので、 競りはなく、うまく5番手がとれればそれでよしで、ダメでもしょうがないようでした。 にしても、中部の連携はいつになく見事でした。疋田がインを切るようにみせて、松岡が神山にふたをして、志智が発進。 志智のスピードが落ちる前に番手捲くりとあれじゃ神山も無理です。 まあ、一瞬小嶋がでるのが遅れてスピードを殺していたら、当っていたかもしれませんが、あの展開ではしゃあないです。
 昔、競輪祭で中部が4人乗っていて、山田−浜口、海田−稲積−内林でいくのかと思ったら、 稲積が山田の3番手にいって吉岡を出し抜いたと思っていたら、結局、吉岡の捲くりで浜口2着だったのを考えると連携が よくなったと思います。(山口@富山さんより)

小嶋−山口の車連(3-1)は760円、枠連(1-3)は420円でスジ車券でした。



「中部は一つ」で6車が結束して、神山を撃沈する。

 東日本勢が神山と川越の2車、中部勢は三重の松岡、萩原に、岐阜の山口に志智、石川の小嶋、愛知の疋田で6車と揃った。 四国は菊池がCAと健闘して順当に勝ち進んできた。神山マークは川越になるようだ。松岡と小嶋は別線で持ち味を活かした競争になりそうだ。 松岡には同県の萩原で結束しよう。問題は岐阜の山口が小嶋マークになるか、志智に前を任せるかであろう。 小嶋に山口で3番手には志智で並ぶのだろうか。疋田は三重コンビの3番手で落ち着きそうである。位置のない菊池は空いている神山ラインの後ろで道中を過ごすだろう。 中部の並びが難しい。
 並びは、神山−川越−菊池、小嶋−山口−志智、松岡−萩原−疋田、と考えたが自由練習を見てからが無難だ。 松岡が積極的に@@で勝ち上がり、疲れている神山を破る力が有りそうである。小嶋は積極性に欠け、準決では山口に交わされた様に今一つ物足りない。 神山は富山33バンクでも@@と完全優勝を目の前にしている。
 先行は松岡と小嶋の叩き合いになることが中部地区として許されるのだろうか、神山を封じるためになんらかの作戦を立てるものと信じたい。 後方に神山を置いて捲り不発にするだけで良いのである。展開有利になるのは脚を蓄える山口だろう。菊池も切れ味に磨きがかかってきている。  狙い目は、中部作戦で山口から小嶋、松岡、負け知らず神山の折り返しで生きたい。穴なら菊池から流すのが面白そうだ。

山口−松岡(1-9)、山口−小嶋(1-3)、山口=神山(1=2)の4点で勝負する。



山口@富山さんから

 優勝戦は中部が6人ものって中部も難しいところだと思います。
 志智−小嶋−山口−疋田、松岡−萩原、神山−川越、菊池、 中部作戦は志智先行の松岡中団が狙いでしょう。狙われるのは、小嶋の位置で菊地、5割の可能性で神山もいくのでは。 菊地がきた時点ですんなり入れ3番手からの勝負なら小嶋そこでもつれると、神山が有利になるかもしれない。 すんなり菊地は取りきると考えて(去年の寛仁の再現を期待)
 菊地=小嶋、菊池=山口、すんなりなら松岡の捲くりで、松岡−小嶋、松岡−山口で勝負します。

菊地=小嶋、菊池=山口、松岡−小嶋、松岡−山口で勝負します。