競輪一発勝負



富山記念 前節 特選 99年06月19日

1山田裕仁 岐阜 61期逃捲
2高木隆弘 神奈川64期差捲
  3小橋正義 岡山 59期差脚
  4横田努 熊本 69期逃捲
  5水島章 大阪 57期差脚
6稲積秀樹 富山 55期差脚
×7戸辺英雄 茨城 51期差脚
  8香川雄介 香川 76期自在
9高谷雅彦 青森 67期逃捲

横田の先行を高谷が綺麗に捲り1着、後方山田ラインは沈没。

 周回は、山田−稲積−水島、高谷−高木−戸辺、横田−小橋−香川、で綺麗な三分戦の位置取りになった。 横田が動くと、高谷も併せて動いて、赤板を回る。横田と高谷の先行争いかと思った山田は車間を空けていく。 高谷が引いて、横田ラインの中段に収まると打鐘になった。
 横田−小橋−香川−高谷−高木−戸辺−山田−稲積−水島、の縦一列で最終ホームを通過して行った。 横田の掛かりが良い、が最終バックで一杯になった処を、高谷−高木が最終第2センターで綺麗に捲り込んだ。 高木は高谷を捕らえることが出来ずにワンツーを決めた。高谷の動きが本当に良かった。明日の寺銭が出来ました。
 山田は7番手に置かれ、持ち味を出すことなく、地元ホームバンク稲積に陳謝すべきであろう。

高谷−高木の車連(9-2)は2,380円、枠連(2-6)は740円でスジ車券でした。



高谷を利す好調な高木が展開有利、頑張れ地元6番車の稲積!

 機関車は高谷、横田、山田の3車で地域的に綺麗な三分戦模様である。 高谷には高木が番手で戸辺が3番手の東日本遠征ラインを結成する。 地元稲積は山田の番手が指定席で3番手に水島が中部近畿ラインを固める。 西京勢は横田に小橋がマークして3番手に香川で周回するだろう。
 並びは、山田−稲積−水島、横田−小橋−香川、高谷−高木−戸辺、と想定した。 山田が地元6番車稲積を引き出すために先行も考えられるが、高谷と横田が許すまい。 先行は高谷で組み立てると高木が恵まれ、横田の捲りを高木が叩いて、縺れた処を一気に山田が飲み込む。 高木が番手の仕事をするか、切り捨てて自力で番手捲りを打つほどに調子を戻しているのでは無いだろうか。
 狙い目は、高谷を利す高木の折り返し、ズブズブの高木と戸辺、捲る山田でマーク稲積の地元車券。

高木=高谷(2=9)、高木−戸辺(2-7)、山田−稲積(1-6)の4点で勝負する。