競輪一発勝負
取手記念 前節 特選 99年06月06日
× | 1 | 金古将人 | 福島 | 67期 | 逃捲 |
| 2 | 児玉広志 | 香川 | 66期 | 差捲 |
◎ | 3 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
| 4 | 一丸安貴 | 愛知 | 70期 | 逃捲 |
○ | 5 | 佐々木龍也 | 神奈川 | 57期 | 差脚 |
| 6 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 逃捲 |
△ | 7 | 山口幸二 | 岐阜 | 62期 | 差脚 |
注 | 8 | 戸辺英雄 | 茨城 | 51期 | 差脚 |
▲ | 9 | 郡山久二 | 大阪 | 55期 | 差捲 |
金古は蓋をされて沈没、三宅を利した児玉が1着。
周回は、金古−戸辺−東出、三宅−児玉−佐々木、一丸−山口−郡山、の位置取りで赤板を通過する。
一丸が踏み上げ金古を押さえて先頭に出ると打鐘を聞いた。一丸−山田−郡山の4番手中段が、内に金古−戸辺−東出、外を三宅−児玉−佐々木で金古を封じ込める。
4角から一丸が先行体勢を整えて徐々にマイペースに持ち込んでピッチを上げる。中段は併走のまま、三宅が頑張って居るぞ。
外コース三宅が最終2角から発進するが、一丸を捕らえることが出来ない。児玉は三宅を捨てて自ら車を外に持ち出して踏み込む。
直線で児玉が伸びて1着、2着は流れ込んだ佐々木と逃げ張る一丸との写真判定になり、佐々木が2着でスジで決まった。
9R伊藤保文、10R齋藤登志信、11R金古将人、が連に絡むことなく撃沈した、暑い熱い6月のバンクであった。
児玉の無駄のない動きが風になった。
児玉−佐々木の車連(2-5)は2,100円、枠連(2-4)は1,310円でスジ車券でした。
前者が前走宮杯組で、優出4車と激戦模様だ。
機動型は金古、一丸、三宅で三分戦になりそうである。金古マークは順当なら東出であろうが、地元戸辺が番手に入りそうである、東出と佐々木がラインを固め、切り替えは無いだろう。
一丸には山口と郡山で中部近畿ラインを作る。三宅には道中は児玉が付けて周回しそうである。
並びは、一丸−山口−郡山、三宅−児玉、金古−戸辺−東出−佐々木、と想定した。東出が地元戸辺に金古番手を譲るかどうかである。
先行は一丸が有力である。東日本ラインが4車で長くなると金古が先行する場面も考えられる、どちらにしても金古の仕掛けは早めと考えた。
競争得点120以上の金古、児玉、東出が人気を集めそうである。児玉は三宅の動き次第と考えて一歩下げざるを得ない。混戦になればコース取りにより、縦の伸び脚に期待する程度であろう。
戸辺に機関車がいないので、地の利から金古番手と想定すると、3番手東出が番手捲り気味に佐々木を連れてゴール線を突き抜ける戦法展開を考えた。
狙い目は、成績の安定している東出からマーク佐々木、同ラインの金古、地元期待の戸辺を本線にして、別線から一丸先行で山口と郡山の突き抜けを押さえたい。
東出−佐々木(3-5)、東出−金古(3-1)、東出−戸辺(3-8)、山口−郡山(7-9)の4点で勝負する。