競輪一発勝負



高松宮記念杯 決勝 99年06月01日

1内林久徳 滋賀 62期差捲
  2児玉広志 香川 66期差捲
  3山田裕仁 岐阜 61期逃捲
4太田真一 埼玉 75期逃捲
  5山口幸二 岐阜 62期差脚
6波潟和男 東京 57期自在
7東出剛 千葉 54期差脚
  8郡山久二 大阪 55期差捲
× 9神山雄一郎栃木 61期逃捲

祝「特別記念初制覇」太田真一、次はグランドスラムだぞ!

 周回は、神山−東出、山田−山口−内林−郡山、太田−波潟−児玉、と関東勢は別れての競争で赤板を通過する。 神山が誘導員を外してピッチを緩める、山田ラインが動くが、神山がこれを嫌う。太田はアウトバンクから発進体制を整え、打鐘を聞く。
 4角で太田が内を掬って、先頭に出ると山田ラインが中段狙いで切り替え、神山は8番手に下げる。 最終ホームで神山が発進して、なんと太田番手の波潟が離れ、神山が太田番手に収まる。 山田が最終バックから捲り発進するが、神山がブロックされて不発になり、太田絶好の展開で先行押し切りで優勝。空いた内を児玉が差し込み2着。
 500mバンクの特別記念競輪で先行押し切りで優勝する。これぞ「日本一の先行屋」である。

太田−児玉の車連(4-2)は10,880円、枠連(4-2)は2,310円で押し切り車券でした。



山口@富山さんから

 おめでとうございます。太田君BIG初制覇!
応援している選手がBIG制覇は、非常に嬉しいとこだと思います。本当におめでとうございます。 私も予想が当り、少し懐も潤い、これで、6月、富山記念前・後節、寛仁親王杯と続く、3連戦の資金が確保できました。 今年は、寛仁親王杯が7月になったので資金的に苦しくなるかもしれないなと思っていたので助かりました。
 振り返って、太田君は確かに力がついたと思います。2次予選の強烈な捲くりで今回は調子がよさそうだと観てました。 決勝戦は、どうしても500バンクの決勝戦は仕掛けが遅くなり、今回は先行するのが太田君だけだったので、案外展開有利になるとは思いましたが、 本当に粘りきるとは正直驚きです。多分に気楽に構えていたのがよかったのでしょう。多分無欲無心だったでしょう。 昨日は、2年ぶりのBIG優参というのもよかったのでしょう。これが、頻繁に乗っていると、どうしても優勝を意識しすぎるので、 今回は久々だったので、先行してという気持ちが幸運をもたらしたのでしょう。 しかし、肝心な勝負運を太田君は持っている選手です。新人王をとり、BIGも制覇、私の持論として、BIG制覇は、早めにやらないと中々とれなくなる。 なんらかの強運を持ってます。ただ、2回目をとって本物と思いますので、早ければ、前橋で、そして今年のGPでまた大輪を、咲かすことを期待してます。
 まあ、ついにタイトルが75期に移りました、戦国時代です。 吉岡は体調面で悩み、神山は自分の力に絶対の自信がなくなってきている。 (今回もあの時点で追い上げでなく、すぐにでていればゴールまで粘れきれるはず、東出も一瞬期待したでしょう) 今年はもつれにもつれそうです。もともと、○5期は5年サイクルで、すばらしい選手がでてくるので、その代表が太田君なのでしょう。 まだ、23歳です。これからの大いなる飛躍を期待します。 十文字みたい、神山の単純なウマにはならないで欲しい。富山の宮越大が少しでも近づけたらと思います。

回想
内林:勝ちあがりに自信を持ちすぎでした。しかし、脚をみると近畿のウマさえいればいつでも獲れる?
児玉:ゴール前は必ず絡んでくる、しかし、番手が回れず、その1車分いつも届かない。
山田:毎回、脳みそが筋肉、仕掛けべたは変らない!位置どりがうまくなったのが救い。
太田:今後の飛躍期待。
山口:今回はまだ体調不良、伸びが全然ない、もう少し、横に耐えれるようにならないと、厳しい。
波潟:ひょっとしてと思ったが、神山の追い上げさえなければ、しかし大ギアの伸びは良い。
東出:優勝戦は不運は継続、伊勢崎が待ち遠しい!
郡山:近畿のウマさえいれば、まだやれる。
神山:番手戦への変更途中とは思うが、追い上げ、イン粘りはやめたほうがいいと思う、段々、名前じゃ勝てなくなる。 しかし、マーク屋も向いている気がする。ダッシュよし、体格がいいので競りもこなせそう!



芹沢さんから

 藤森さんにおめでとう御座います、というのも ヘン ですが、大田選手の高松宮杯優勝よかったですね。 ずっと応援された甲斐があったのではないでしょうか。
 この優勝で ”次代を担う若手の一人” から、ポスト神山という存在(競輪選手としても、自転車競技者としても) になったのではないでしょうか。 競輪ももちろんですが、シドニーでは日の丸を (しかも真ん中) 揚げてもらいたいと思います。 今度の前橋ではどの種目にでるのか(ひょっとしたら出ないのかも)知りませんが、可能であれば応援に行きたいと思っています。
 ホームページも大変だと思いますが、是非続けてください。楽しみにしています。 推奨車券も参考にさせていただいています。ちなみに、今回、児玉との組み合わせは買っていませんでした。大田−東出 と思っていたんですがね・・・。 では、これからも、大田選手への、そして競輪への、熱い思いの伝わるホームページをお願いします。


池澤さんから

 ついに太田がやってくれました! この高松宮記念杯優勝で待ちに待った、初タイトルの栄冠に輝くことが出来て嬉しい限りです。
 打鐘前後で前受けの神山が外に持っていって後ろを警戒する。そして終審前で、その神山が太田の後ろの波潟に追い上げマークに行きましたね。 その追い上げマークの失敗が太田にとって吉に出たような気がします。最終2Cでは外に浮いた神山が山田を大きくブロッキングして、西勢はパーに。 結果、共倒れに終った神山と波潟を差した児玉が二着。三着に東出ということになりましたね。
 結局は神山の追い上げマークが直接の勝因なんでしょうね。それによって、ほとんどペース駆けが出来、余裕を持って走ることが出来たのではないかな、と思いました。 けれども、そういう幸運に巡り会えるのは実力と精進があってこそ。この宮杯での太田は実にいい動きをしていました。 そこにこの最高の結果が出た、ということだと思います。
 これで今年は立川の桧舞台でのフィナーレ、ということになります。あの舞台に太田が参加出来るというのはとても嬉しいです。 GPで太田が好走する為にも、これからの競走を闘って欲しい、と思います。
 ちなみに私は「太田が優勝する時は筋目で決まることが多いから」と思って、相手を波潟一本にしてしまいました。 児玉も筋は筋なんですよね。それだけが残念でなりません(笑)また、もし優参なら次の特別・寛仁親王牌に現場参戦しようと思っています。
 最高の結果を残せた太田真一の努力に乾杯! それでは失礼します。


ぽんたさんから

 太田君、特別競輪逃げ切り初制覇、おめでとうございます!
 出来は見てたんですけど、神山の力を見誤りました。 あそこまで調子悪かったとは。埼京ラインを分断しに行くとは、競輪道にも反する行為でしたが、余程悪かったのでしょうね。 決勝だし、そういう意味では仕方ないですね。
 太田は、本当に落ち着いて仕掛けました。いつもの玉砕先行では無く、自分もしっかり残る競走。 結局、結果を見ればただの先行一車だったわけですね。決勝で一番強いのは、逃げる選手だといつも思っています。 捲りは所詮は捲り。山田や神山も、太田は捲れませんでした。
 しかし、特別の逃げ切りというのは本当に驚きです。見事。としか言いようがありません。 念願の、特別制覇ですからね。とにかく、おめでとうございました(^-^)。


福井の遠藤さんから

 太田真一選手の特別初制覇、おめでとうございます。
 誰もが逃げるだろうと考えていたメンバーですが、そこできっちり逃げて粘ってしまうのですから大したものです。 力もさることながら、勝負度胸も満点。これから更なる活躍が期待できますね。
 予想の方、フォーカスからは外れていますが、見解には「総流ししてもいいだろう」とあったので、 太田の優勝と共に大きなプレゼントも頂戴できたのでは。
 まあ、とにかくおめでとうございます。GPでの激走にも期待しましょう。


林さんから

 いつもこのホームページを予想の参考にさせてもらってますが、おかげさまで、太田−児玉で万車券を取ることができました。 (200円しかかってないけど...)
 太田の番手に神山がいないことと、埼京ラインで波潟の援護があることを考えて、太田から少々買っておいてよかったです。 500バンクで、このシリーズ全く逃げが決まってないことで、非常に買いづらかったのですが、このホームページで2人が太田ラインを推薦しているので、買うことが出来たと言ってもいいぐらいです。
 しかし、神山が番手勝負すると予想できた人はいたんでしょうか。自分は神奈川の人間ですが、関東の若手先行の太田と十文字のファンです。 (後は加倉も応援してますが、神山・吉岡の露払い的な立場の選手に頑張ってもらいたいと思っている者です) いつも神山に使われていますが、いつか一発やってくれると思って、応援していたので、今回の優勝は本当に嬉しい。
 昨日の3日目も、このホームページを参考に波潟から買ったのですが、東出までは押さえ切れませんでした。 あんなにインコースががら空きになるとはびっくりものでした。自分の車券の調子は特別競輪決勝戦2連勝で、次の前橋も頑張りたいです。
 しょっちゅう更新するのは大変かと思いますが、このホームページのファンのためのも是非頑張って続けて下さい。 次回も参考にさせてもらいます。


森永さんから

 太田は別府記念の優勝もそうですが、逃げ方がうまいですねぇ。4角では一瞬東出=児玉かと思ったが、そこから粘った太田の強さが光りました。 内林もスピードが悪くなかったものの、バック8番手からではあれが精一杯か。山田は太田逃がしての捲りに固執しすぎ。吉岡かと思った。(笑) 捲るタイミングは悪くなかったが、太田があれだけギリギリまで仕掛を我慢しての一気の発進ではさすがに無理でしょう。 神山も追い上げマークの際に脚を使いすぎ直線伸びなかったっすね。しかし、神山も今回太田マークにこだわった事があとあと響かなければいいんですが。 (滝澤が前橋ダービーで吉岡の番手でイン粘りをやって戦法を狭めたように・・・。)
 王座戦ではタイミングが悪く、且つ後ろに気を使って山田に捲られたものの、吉岡は復調気配と思います。 九州人としては、何とか全日本選抜優勝でグランドスラムにリーチを賭けて欲しい。 あ、今年は次の特別は寛仁親王牌か。(^^;とにかく吉岡は勇気を持って逃げる事。 戦法の幅を広げない事には衰えゆく力はごまかせない。全盛期は過ぎたと言っても、並みの先行屋じゃないはずだから・・・。


蝶野さんから

 太田やりましたね。おめでとうございます。
実に見事な先行でした。4コーナー立ち上がってからの、踏み直しも良く伸びていましたね。お見事。
 応援している選手がだんだん強くなってついには特別を取ってしまう。ファンにとってこれ以上ない喜びでしょうね。 羨ましいです。
 今後の太田の更なる活躍を祈念します。


行け、行け、先行日本一の太田真一が特別初優勝だ。

 東日本勢は波潟、東出、太田、神山で太田と神山の結束が有るかも知れない。 西日本勢は内林、郡山、山口、山田、児玉と中部近畿連係で児玉が単騎勝負で笑みを浮かべていよう。 東日本勢の並びが読めないが、競輪はラインが勝負であるので神山が一歩譲って折り合うのではと考える。
 並びは、太田−波潟−神山−東出、児玉、山田−山口−内林−郡山、と想定した。 先行は太田で間違いないだろう、だが山田が捨て身になれば話は別である。全てに於いて好調なのは内林と波潟ではなかろうか。 展開にも恵まれて、全てのタイミングがピッタシ読めているようだ。 児玉のずく無しが何で吉岡番手に拘ったのか、佐々木が無き井上茂徳の魂を持ち込んで絶好調だっただけに残念である。 精神的に参って居なければ人道的に許さないぞ。
 狙い目は、言うまでもなく太田真一の頭流しである。無欲で先行しても良し、最悪6番手から捲っても良し。 優勝を狙う競争をして貰いたい、神山が吉岡不在で優勝するのは当たり前で有るだけに優勝出来るわけが無い。 太田から番手波潟、神山、東出、内林、を本線にして全て流してもいいだろう。

太田−波潟(4-6)、太田−神山(4-9)、太田−東出(4-7)、太田−内林(4-1)の4点で勝負する。



山口@富山さんの予想

 展開 神山−東出、太田−波潟−児玉、山田−山口−内林−郡山、と思います。
児玉はひょっとすると、神山の3番手かもしれませんが、太田君の3番手を固めて、太田君の先行を促す動きと思います。 先行は太田君で間違いないでしょう。神山が4番手をとれれば、はいそれまでの傾向もありますが、内林が既に切り替えていて
 最終BSは
太田−波潟−児玉 内林−郡山、山田−山口
                     神山−東出、ではないかと思います。
神山の捲くりに合わせて、内林が捲くりでる、もつれる。 更に、山田がその後方からいくが、合わせられる、児玉が2センターから捲くり追い込む。内を山口が突っ込む。 今回、1着がない児玉が最後は栄冠を勝ち取る
 児玉=山口を本線に波潟の失格覚悟の張りを期待して太田=児玉、児玉から内林、郡山。 オッズ的に、神山−郡山、で勝負します。

児玉=山口を本線、太田=児玉、児玉から内林、郡山、神山−郡山



yoshikawaさんの予想

 決勝戦はズバリ、神山VS内林の形になった。
 周回は、山田−山口−内林−郡山、太田−波潟、神山−東出−児玉。ただし児玉の位置は微妙。 波潟に競りかけ太田の番手狙いもあるかも。内林も初手は山田の3番手にいるけど、山田が後方に置かれるような事になったら自ら動いて中段をキープするような事をするかもしれない。 とにかく一番出来が良いのは内林。最終バックで4・5番手あたりに居たら、まずゴールに届くだろう。今回の決勝戦、主役は内林。この男だ!
 神山が優勝するとしたら、太田がド先行して、その3番手に神山がいて、山田や内林よりも先に捲りを打って、直線は東出とのマッチレース、この形だと思う。 しかし、競輪はそんなに甘くないと思う。
 狙い目は、内林−郡山(1−8)、内林=神山(1=9)、神山=東出(9=7)、以上の5点。 勝負車券は、内林=神山(1=9)、この2点です。

内林−郡山(1−8)、内林=神山(1=9)、神山=東出(9=7)、以上の5点。



森永さんの予想

 周回は山田-山口-内林-郡山、太田-神山-波潟、児玉は単騎。
 東出は太田後位を競り覚悟で狙うか。展開上太田の先手奪取の可能性が高い。山田はそれをどう思っているのだろうか。 太田逃がして捲りになれば神山に合わされる。となるとカマシか一気の捲りか。 最終バックでは、太田後位は東出が取りきり、神山は3、4番手と見て、東出=児玉、内林、東出−神山、波潟。 絶好調内林のスピードも恐いが位置が後ろになりそうだし・・・。

東出=児玉、内林、東出−神山、波潟。



池澤さんから

 今回の宮杯、太田が通算二度目の特別優参を果たしましたね。 この大会では青龍賞の太田のレースぶりから、「今回はひょっとするかも」と、何となく思っていました。 それを裏付けるように決勝戦に駒を進めることが出来て嬉しく思っています。
 今回は優勝戦。しかも波潟がいて「神山の足場」をする義務は無くなりました。 よって、展開的に逃げるべきなら逃げればよいが、逃げに拘泥する必要は無くなった。と言ってもいいでしょう。 どんな戦法を用いても良いからとにかくこの競走に限っては「優勝」にこだわって闘って欲しい、そう願っております。
 でも、前回のメールで「勢いに乗ってくれ!」と書いたら見事にこの大舞台で優勝戦に乗ることが出来て嬉しい限りです。 明日は琵琶湖までは行けないので京王閣場外で応援しようと思っております。