競輪一発勝負



高松宮杯 東日本 二次予選 7R 99年5月30日

  1佐々木龍也神奈川57期差脚
  2後閑信一 群馬 65期差捲
× 3東出剛 千葉 54期差脚
  4大澤嘉文 静岡 57期差脚
  5伏見俊昭 福島 75期逃脚
 6井上貴照 群馬 68期逃捲
7戸辺英雄 茨城 51期差脚
  8藤田和彦 神奈川63期差脚
9太田真一 埼玉 75期逃捲

太田の捲りが決まり、マーク戸辺が流れ込んでワンツー。

 周回は、井上−後閑−藤田、太田−戸辺−大沢、伏見−東出−佐々木、と折り合って赤板を通過する。 2角から後方待機の伏見ラインが中段まで踏み上げると打鐘になった。伏見が先頭の井上と並ぶと、井上も一旦は踏み込んでから引いたので、太田は7番手に置かれた。
 最終ホームは、伏見−東出−佐々木、井上−後閑−藤田、太田−戸辺−大沢、となった。太田は落ち着いて脚を貯め込んだ。 太田がインを掬って藤田を退かして、後閑のマークに入る。車間を空けた井上が2角から発進する。伏見ラインはあっさりと捕まる、その外を太田が捲り全開で一気に飲み込んだ。 戸辺がきちり太田マーク、東出が抜け出して、ゴール線は太田、戸辺、東出の順になった。

太田−戸辺の車連(9-7)は1,580円、枠連(5-6)は870円でスジ車券でした。


太田真一の先行押し切りに期待したい。

 北日本は伏見1車。関東勢4車は太田、戸辺、後閑と井上の群馬両車。南関勢4車は佐々木、藤田の神奈川両車に東出、大沢である。 動けるのは伏見、太田、井上あたりで、いつものように南関勢に馬が見あたらない。伏見には東出と佐々木、藤田で並びそうである。 群馬両車の井上と後閑で結束すると、太田の番手は戸辺になって、大沢は空いている3番手に入るであろう。
 並びは、太田−戸辺−大沢、井上−後閑、伏見−東出−佐々木−藤田、と想定したが自由練習を見て決めたい。 伏見と太田の出来映えであるが、予選は加藤忍に交わされたが2着の伏見、神山の馬になった5着太田、互角であろう。 伏見と太田は同期であり、太田は伏見の番手を狙いイン粘りも考えて挑むだろう。すっぽり伏見の番手に入り込む太田の競争を見ている。 先行は伏見の可能性が高そうだ。太田も伏見番手狙いあるいは捲り勝負をするのでは無く、主導権を奪って逃げて貰いたい。 南関の東出と佐々木の直線強襲、群馬コンビの捲り一発もあろう。
 狙い目は、太田の押し切りでマーク戸辺の流れ込み、押さえで折り返す。伏見を使う東出との折り返し。 伏見と太田が叩き合い共倒れになると、井上と後閑が絡んで来そうだ。

太田=戸辺(9=7)、太田=東出(9=3)の4点で勝負する。