競輪一発勝負



宇都宮記念 後節 決勝 99年05月24日

× 1児玉広志 香川 66期差捲
2後閑信一 群馬 65期差捲
  3中村美千隆兵庫 80期逃捲
  4松枝義幸 岡山 47期差脚
  5松岡彰洋 三重 69期逃捲
 6松木明 千葉 60期差脚
7中村淳 栃木 69期差捲
  8黒崎直行 栃木 57期差捲
  9関根幸夫 神奈川59期逃捲

80期中村美千隆が見事な逃げ切りで記念初優勝だ。

中村−児玉の車連(3-1)は1,940円、枠連(1-3)は520円で紅白車券でした。


中村美千隆と松岡彰洋の先行バトルになり、誰が捲るのか。

 関東勢は後閑に地元中村と黒崎の3車、南関勢は関根に松木の2車、中部近畿勢は中村と松岡で機関車同志2車、中四国勢は児玉に松枝の2車。 並びは中村の後位、松岡の後位が空いていると言うことである。関根、後閑、児玉は位置に拘らずに競争する方が成績が良いだろう。 栃木両車は準決同様に中村−黒崎で折り合う。南関勢も関根−松木の並びだろう。中四国勢も児玉に松枝は前を任せよう。 栃木両車が後閑と連係するか、中村三千隆か松岡を使うかの自由度が高そうである。
 並びは、中村美千隆−関根−松木、後閑−中村淳−黒崎、松岡−児玉−黒崎、も考えられるだろう。自由練習を見なければ解りません。 中村美千隆も同じ失敗を繰り返すまい。どちらが主導権を握るか、叩き合いになりそうだ。 すると関根、後閑、児玉の餌食になろう。さらに地元の利を活かして気合いが入った中村淳も侮れない。 準決で尾崎を利した後閑は東出と水島の落車で1着審議になったのが響いて、地元両車を連れて自力勝負に出るかも知れない。 地元中村淳は準決で中村美千隆の番手を出口と競り合い奪いきった根性で、先手ラインに切り込み勝負も出来るだろう。
 狙い目は、関東勢が結束して後閑から中村の折り返し、児玉の500mバンク直線強襲の裏表を考えた。 中村と松岡のどちらかがすんなり先行し、後続が縺れるようだと、中村と松岡の500mバンク押し切り優勝もある。

後閑=中村淳(2=7)、後閑=児玉(2=1)の4点で勝負する。