競輪一発勝負



宇都宮記念 後節 特選 99年05月22日

1後閑信一 群馬 65期差捲
  2出口眞浩 神奈川63期差捲
3児玉広志 香川 66期差捲
  4和田誠吾 広島 55期差捲
  5馬渕紀明 愛知 68期逃捲
6坂本英一 栃木 59期差脚
 7岡部芳幸 福島 66期逃脚
× 8水島章 大阪 57期差脚
  9東出剛 千葉 54期差脚

岡部の先行を利した東出と出口の南関ワンツー。

 周回は、馬渕−水島、児玉−和田、後閑−坂本、岡部−東出−出口、と並んで周回する。 岡部が主導権を奪うと、後閑ラインが続き、児玉ラインも切り替える。馬渕は最悪8番手まで車を降ろされてしまった。 馬渕−水島が、巻き返して岡部と並び併走状態になる。番手同志の水島は東出で牽制されて沈没、何と弱い奴だ。
 岡部の先行を利した東出と出口が混戦を抜け出して南関のワンツーを決めた。後閑と児玉の捲りも届かなかった。 3番手出口が番手東出を交わすかに見え好調をアピールした。馬渕も8番手からの巻き返し根性が意気だった。

東出−出口の車連(9-2)は830円、枠連(2-6)は650円で南関突き抜け車券でした。


地元坂本を連れて、後閑が一発狙うぞ。

 先行は馬渕と岡部の2車である。捲り脚を持っている後閑、児玉、和田、と並びが混沌としている。 中部近畿ラインで馬渕には水島がマークしよう。中四国勢は児玉と和田で並ぶだろう。岡部の番手が南関と関東で競りに成るとも考えられない。 後閑が地元坂本の為に自力勝負に特選は出るような気がする。
 並びは、馬渕−水島、児玉−和田、岡部−東出−出口、後閑−坂本、と想定してみたい。 児玉が中部近畿の後ろからとコメントすればラインが長くなり、馬渕の先行が浮上する。 岡部に南関勢の東出と出口が付けて、岡部が主導権を取れば後閑が3番手から坂本を連れて捲ろう。 ここは500mバンクであり、しかも宮杯も控えて無理の無い競争と考える。 何としても馬渕相手に主導権を取りたいのは東日本勢であろう。
 狙い目は、後閑が坂本の為に主導権を取って踏ん張る、馬渕を使う水島と後閑の裏表、中割る児玉の強襲あたりかな。

後閑−坂本(1-6)、後閑=水島(1=8)、後閑−児玉(1-3)の4点で勝負する。