競輪一発勝負



別府記念 前節 決勝 99年05月15日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
  2金田健一郎大阪 60期差脚
× 3山田裕仁 岐阜 61期逃捲
  4中村美千隆兵庫 80期逃捲
5金川光浩 静岡 56期差脚
 6宮倉勇 千葉 58期自在
 7和田誠吾 広島 55期差捲
  8古屋聖志 岐阜 68期差捲
  9横田努 熊本 69期逃捲

太田真一が巧みな先行押し切りで優勝、2着和田で万車券。

 周回は、山田−古屋、太田−金川−宮倉、横田−和田、中村−金田、で中部近畿の連係が出来ていないで周回を重ねる。 横田−和田が上昇して赤板を回り誘導員を外すと、中村が此を交わして先頭に出る。 2角から白の1番車太田が踏み上げ、中村を捕らえて主導権を握る。横田−和田が此に続いて打鐘になる、山田と古屋は最後方に置かれた。
 太田−金川−宮倉、横田−和田、中村−金田、山田−古屋、の一列棒状の展開になって最終ホームを通過する。 太田のマイペース先行だ。最終バックから横田が捲るが不発に終わった。山田に勝負権が無くなった。「行け、太田!」。  太田が見事な先行で押し切って優勝、2着には横田の捲りに乗った和田が強襲して万車券を配給した。 太田マークの金川は力不足、3番手の宮倉が内から3着になった。
 待ちに待った、今年初の記念優勝。宮杯に向けて自信が付き、じっくりと調整をして貰いたい。車券は外し残念たが、ヒモの和田では難しかった。

太田−和田の車連(1-7)は10,050円、枠連(1-5)は2,260円でスジ違い万車券でした。



中村美千隆の完全優勝なるのか、ここも太田の先行勝負だ。

 機関車は、関東の太田、中部の山田、近畿の中村、九州の横田、と細切れも想定される。山田が中部近畿で近畿3番手に入ろう。 並びは地域的にすんなりするだろう。
 並びは、太田−金川−宮倉、中村−金田、山田−古屋、横田−和田、と想定した。 中村が、太田が、先行に意欲を向けているだろう。若さで押し切りたい中村、先行の巧さと実績で太田。と思いきや地元九州の横田が積極的に主導権を握るか。 横田の番手は和田で九州1車になり、横田の先行は今更なさそうである。
 中部近畿勢が連係して長くなり、中村先行の3番手山田の位置なら楽に捲り切るだろう。 中部近畿勢の分断に横田が加算して、太田の一気捲りで優勝といきたい。太田が先行すると山田は後方に置かれて沈没、横田も中段を狙うが沈没だ。
 狙い目は、太田からマーク巧者金川の折り返し、山田の強襲捲りに折り返し注意する。 地域的には横田の根性に賭けたい。

太田=金川(1=5)、太田=山田(1=3)の4点で勝負する。